「天才産んでもうた」小1息子の刺しゅう作品 →想像を絶する完成度に「才能の塊」「売ってほしい」

「天才産んでもうた」小1息子の刺しゅう作品 →想像を絶する完成度に「才能の塊」「売ってほしい」
SNSで話題になった息子さんの作品(@ako_globalmamaさんより提供)

「好きこそものの上手なれ」ということわざもある通り、人は好きなものに対しては熱心に努力でき、上達が早いもの。@ako_globalmamaさんが、小学1年生の息子さんが制作した刺しゅう作品を「天才産んでもうた」と題してThreadsに投稿すると「才能の塊」「売ってほしい」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

@ako_globalmamaさんに話を聞きました。

虫が大好きな息子さん

小学校1年生の息子さんは虫が大好き。今回、@ako_globalmamaさんがThreadsに投稿したのは、芸術教室に通っている息子さんが作品づくりの一環として初めて挑戦した虫をモチーフにした刺しゅうの作品です。

息子さんは虫が大好き(@ako_globalmamaさんより提供)

1ヶ月ほどの時間をかけて制作した力作は、先生の丁寧な指導のおかげで、本人的にも納得のいく仕上がりになりました。

細部にいたるまで“虫LOVE”があふれている(@ako_globalmamaさんより提供)

作品を見た@ako_globalmamaさんは、息子さんのこだわりや“好き”な気持ちが現れていると感じたそう。

Threadsで1万件以上の“いいね”と多くのコメントが寄せられたことについて「息子の思いが人々の心に届いたことがとても嬉しく、誇らしく思います」と明かしてくれました。

自分が感じる“好き”を大切にしてほしい

実は、息子さんは低度の自閉症とADHDを抱えています。公園などで出会った初対面の子たちとすぐに友達になれる一方で、集団生活が苦手なタイプなのだとか。

真剣なまなざしで虫を観察(@ako_globalmamaさんより提供)

一方、好奇心が旺盛で、好きなことには一直線でとても集中力高く取り組めるという息子さん。

その中でも虫のことは特別好きなようで、外出時でも虫を見つけるとまっしぐら。地べたに座り込み、他の人が手を触れたくないような虫も、素手で鷲掴みして観察するほどだといいます。

好きなことを極めて、自分らしく

今回の投稿が大きな反響を呼んだことから「息子には興味の無いことを押し付けるよりも、好きなことを極め、型にはめず、ありのままの息子を愛することで、母である私も自信を持てました」と@ako_globalmamaさん。

結果や評価にとらわれず、“好き”という気持ちを大事にしてほしいと、心から思えるようになったそう。

「この先、刺しゅうでも虫でも、なんでもいいから、自分の世界を自由に広げていける人になってくれたら嬉しいですね」と話してくれました。

将来は昆虫博士か…?(@ako_globalmamaさんより提供)

息子さんの個性を受け入れ、温かく見守る決意を強くした@ako_globalmamaさん。これからも息子さんが“好き”な気持ちを伸ばし、自分らしく成長してくれることを願っています。

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