子どもが小さい時ほど、パパよりもママの方が子どもと多くの時間を過ごすかもしれません。夫婦一緒に子育てをするのが理想ですが、なかなかうまくいかないこともありますよね。

パパコマ(@papakoma)さんは、二人のお子さんのパパさん。会社員をしながら、Instagramでパパ目線の育児漫画や「パパかるた」を公開しています。パパ目線で描かれる育児の様子は、多くのパパさん、ママさんからの共感を得ています。

今回投稿されたのは「頼り」と題した育児漫画。ママがパパに頼りたいと思ってもうまく頼れなかったり、パパからしたら頼ってもらいたいのに頼ってもらえなかったり…そんなふうにすれ違ってしまうことってありますよね。

”頼る”ことへのパパの思いは…

「頼り」⑥(@papakomaさんより提供)

@papakomaさんも頼ってほしかったのに、頼ってもらえなかった経験があるそうです。

それは子どもの寝かしつけ。@papakomaさんのお宅では、平日の夜はいつもママが一人で寝かしつけていました。

「頼り」①(@papakomaさんより提供)

それで大丈夫だと思っていた@papakomaさんですが、実はそうでなかったことに気付いたのです。

「頼り」⑤(@papakomaさんより提供)

パパには分からないこともあるかもしれない…頼れない部分があるのかもしれない…。それでも@papakomaさんは「頼らせてもらえる」ように行動したのでした。

「頼り」⑧(@papakomaさんより提供)

漫画を見た人たちからは「素晴らしい」「泣ける」などのコメントが寄せられ、@papakomaさんのようにママに寄り添う気持ち、行動が広がってほしいという声がありました。

投稿された漫画について、@papakomaさんに話を伺いました。

育児漫画に込めた思い

ー夫・パパ目線での育児日記を描こうと思ったきっかけを教えてください。
これからパパになる方に、少しでもやり方や心構えを持ってもらえたなと思って描き始めました。

ー平日の夜間も育児に参加したあと、奥様の様子に変化はありましたでしょうか?また@papakomaさん自身何かお気持ちなどに変化はありましたでしょうか?
妻自身の気持ちに少し余裕ができたと思います。夫婦で頑張っている一体感ができ、子どもの話が増えたかなと思います。

ー@papakomaさんの漫画を読んで、奥様はなんと言っていますか?
「こんな表情してない!」と言っています(笑) だけど「やらないとわからない辛さだから、やってくれたことに感謝してる」と言っていました。

ー漫画を通して伝えたいことはありますか?
育児には(特にママには)「辛い」「助けて」を言ってはいけない空気があるので、漫画をキッカケにそれが言えるようになったり、パパ側が気づいてくれたらな、と思っています。

ー実際に子育てをしている方々などから多くのコメントが寄せられていますが、どう思われましたか?
「助けて」と言えないママがやっぱり多いな、と思いました。子育てという責任を一人で背負い過ぎてるママに楽になって貰いたいです。

ママだけでなく、パパにも響くお話でした。パパもママも無理をせずに、お互いを思い合いながら協力して育児ができるのが理想ですよね。

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