「面接官並みに見られてる」髪型・服装・爪・iPhoneの機種まで見ている女子中学生に父恐怖
『女子中学生の恐ろしさを体育祭で身をもって知った父の話』1カット（提供：ライブドアブログ）
子どもが思春期になると、子どもだけではなく子どもの友達からの見た目も意識しなくてはいけないようです。えむしさんが体験した娘さんの体育祭での出来事を描いた漫画「女子中学生の恐ろしさを体育祭で身をもって知った父の話」を読むと、友達の父に対して、髪型・服装・爪・iPhoneの機種まで見ている女子中学生が描かれており、「面接官並みに見られてる」「iPhone新しいは笑う！」「新卒就活の時ですら爪は気にしてなかった」などと観察眼の鋭さに驚いたというコメントが多く寄せられています。
えむしさんは、ライブドアブログ公式ブロガーのえむふじんさんの旦那さんです。えむしさんとえむふじんさん（@mshimfujin）2人で漫画を制作しています。今回の体育祭での出来事について話を聞きました。
えむしさんの家族は、子どもが3人います。今回は、中学2年生のえむこちゃんの体育祭と小学校6年生の次女の運動会が同じ日になってしまいました。次女の運動会は、母（えむふじんさん）とカメラ係の長男で行き、えむこちゃんの方は父親であるえむしさんが行くことになったそうです。
漫画を読むと、えむこちゃんは、お父さんを呼び止めて写真を撮ってもらっていました。
ーどんな状況だったのでしょうか。
「漫画にしたのは3人だったのですが、実は4人でした。その後友達をまた3人連れてきて2人連れてきて、また『この子と会ったから撮って』と言われて、何回も撮る事になりました」
漫画では、友達同士でえむしさんの髪型、服装、爪、靴、iPhoneの機種について話したことも描かれていました。
ーえむしさんは、見られているという感覚はあったのでしょうか。
「友達のお父さんということで、話かけられることはなかったのですが、視線は感じました」
それにしても爪やiPhoneの機種まで見ているとは驚きです。
ーえむこちゃんは中学生、見た目にはこだわりがあるのでしょうか。
「最近は、前髪に命をかけている感じですね。この前も『歯医者行くよ』と言っているのに、時間のギリギリまで前髪を整えています」
体育祭は、えむしさんが参加しましたが、えむこちゃんは、えむふじんさんに「今度の参観にきてほしい」と話していましたね。
ーその時の気持ちを教えてください。
「主人が、これだけ見られているのでプレッシャーが大きかったです。次は私の番かと」
ー実際、見に行きましたか。
「行きました。そこまで目立たないようにと、授業が始まった後に行き、授業が終わるまでに帰ろうとしたのですが、すぐに教室の後ろに来られてしまい、逃げる暇がなかったです。そして、腕をつかまれて、5人くらい連れて来られて紹介してもらいました。『お母さんです』と言われて友達を1人1人紹介してくれました」
何とか会わずに帰ろうとしたえむふじんさんでしたが、そこはえむこちゃんの機転と素早い行動で阻止されたそう。「帰るそぶりを見せたのが敗因でした」と話していました。
今回、えむこちゃんは、体育祭をとても楽しみにしていたそうです。というのも、今までコロナ禍で、小学6年生の時の修学旅行は宿泊できず、中学1年生の時も、体育祭のようなイベントは中止か縮小となっていました。今回のようなイベントがだんだんと復活しているのが嬉しいそうです。
えむふじんさんは、「今までは、コロナ禍で中学の友達が家に来た事はなかったのですが、家族ぐるみでもお会い出来る機会があったらいいなと思っています」と話していました。
今回は、えむこちゃんの体育祭の話でしたが、次女の運動会の話は、えむしとえむふじんのTwitter、ブログなどで読むことが出来ます。
