絵本とともに、自由なくつろぎな時間を

102日、岡山県奈義町にオープンしたのは「こひさま×おさじ絵本カフェ」です。空き家を改装した多目的スペース「那岐の茶の間」で毎週金曜日の午前11時から午後2時に営業しています。

基本はお持ち帰りのカフェですが、絵本がたくさん用意されているので、子どもと絵本を読みながら、畳の部屋でゴロンと横になってみたり、お茶をゆっくり飲みながらママさん同士でおしゃべりをしたりと、自由なくつろぎの時間を過ごせます。

絵本は隣接するコミュニティスペース「こひさま」から持ってきていて、「こひさま」を運営するメンバーが、当番でカフェを切り盛りしています。

親子でにぎわう絵本カフェ

カフェのメニューは西粟倉村から来ている「手作りおやつの販売おさじ」が提供。ぷちマフィン、ビスコッティ、ロールケーキなど、どれにしようか迷ってしまうほど種類豊富で、すべて「おさじ」店主の桝岡さんの手作りです。

中でも、奈義町産の里芋を生地や餡に練りこんだ肉まんは、体に優しい材料を使ったカフェの看板商品です。

じゃがいもスープと肉まん、マフィンにロールケーキ

おいしそうなぷちマフィン。番号から選んでね。

2人の女性の出会いから“ゆるりと”始まった

「こひさま×おさじ絵本カフェ」について語るゆかりさん

このカフェを企画したのは、運営メンバーの1人である、ゆかりさんです。

数年前から絵本の読み聞かせの活動をしていたゆかりさんは、鳥取県に絵本カフェがあると聞き、見学に行ってみることに。そこで、同じく見学に来ていた桝岡さんと出会いました。 

「子育て中のお母さんの居場所をつくりたい。つながりたい。」そう語る桝岡さんと話しているうちに、「絵本カフェを始めたら、もっとたくさんの人にこひさまのことを知ってもらえるかも。」と考えたゆかりさん。

出会いに後押しされ、ゆかりさんは場所と絵本を、桝岡さんはカフェのメニューを持ち寄って、ゆるりと「こひさま×おさじ絵本カフェ」は始まりました。

「こひさまとゆかりちゃんと出会えて、一緒にカフェができるのは運命なんじゃないかな。出会いに感謝です。」と桝岡さんは話します。

ゆかりさん(左)と桝岡さん(右)

子育て中のお母さんがほっとできる居場所を

「子育て中のお母さんが周りを気にせず、子どもと一緒にくつろげる絵本のあるカフェや、ほっとできる居場所を作りたかったのです。」
お客さんに目線を向けながら、ゆかりさんが教えてくれました。

子育て中、孤独になりがちなお母さんが、大先輩のおばあちゃんにお話を聞いたり、同じ世代のお母さんと情報交換したりできる場所。
そんな場所にできればという願いが、絵本カフェには込められています。

手作りの「あいてるよ」のぼり

「あいてるよ」この青いのぼりが目印です。
少し見つけにくいかもしれませんが、そこにはほっこりした空間と人、おいしいお菓子が待っています。