久しぶりに同年代の人と集まったとき、
ふと「これって自分だけ?」と感じたことはありませんか。
30代・会社員の女性に話を聞くと、
最近、同世代との会話の中で、ある変化に気づいたといいます。
それは、話題の中心が
仕事や恋愛ではなく、健康や体力の話に移っていたことでした。
「最近、疲れやすくてさ」
「睡眠の質、本当に大事になってきたよね」
そんな会話が自然と続き、
誰も違和感を覚えることもなく、
当たり前のように頷き合っていた。
その瞬間、女性は
「もしかして、これって同世代あるあるなのかも」
と感じたそうです。
その実感について、詳しく話を聞きました。
話題は仕事や恋愛から「体調」「無理しない選択」へ
以前、同世代で集まるときの話題といえば、
仕事の忙しさや将来の目標、恋愛の進捗などが中心でした。
ところがこの日は、
「最近どう?」という何気ない一言から、
自然と健康や体力の話へと流れていったといいます。
「無理がきかなくなったよね」
「ちゃんと寝ないと、翌日に響く」
そんな言葉が次々と出てきても、
誰かが冗談にしたり、茶化したりすることはありませんでした。
むしろ、「分かる」「それな」と、
静かに共感が重なっていく空気だったそうです。
「自分だけが年齢を意識し始めたわけじゃないんだ、と思って。
少し安心した反面、
ああ、今って、そういう年代なんだな……とも感じました」
同い年でも、人生の“優先順位”は驚くほど違っていた
もう一つ、強く印象に残ったことがあります。
それは、同い年なのに、人生の軸が驚くほど違っていたことでした。
家庭を中心に暮らしている人。
仕事でまだ挑戦を続けている人。
これから大きく環境を変えようとしている人。
年齢は同じでも、
落ち着いて見える人もいれば、
止まらずに動き続けている人もいる。
「同世代って、もっと似たような状況だと思っていたけれど、
想像以上に幅がある年代なんだなと感じました。
驚きもありましたし、
同時に、少し救われたような気持ちにもなりました」
みんなはどこで「差」を感じている?
では、同世代の人たちは、
どんな場面で「人生の差」を感じているのでしょうか。
ほ・とせなNEWSが行ったアンケート結果から、
まずは「今の生活で、他人と比べて差が出やすいと感じるもの」を見てみます。
◆今の生活で、他人と比べて「差が出やすい」と感じるものランキング
1位:お金・貯蓄
2位:仕事・キャリア
3位:結婚・パートナー
4位:自由な時間
5位:健康・体力
年齢を重ねるにつれ、
収入や肩書きといった分かりやすい指標だけでなく、
時間や体調といった“目に見えにくい要素”にも
差を感じやすくなっていることがうかがえます。
同世代を見て「正直うらやましい」と感じる瞬間
続いて、
同世代を見て「正直うらやましい」と感じる瞬間についても聞きました。
◆同世代を見て「正直うらやましい」と感じる瞬間ランキング
1位:経済的に余裕がありそう
2位:家族関係が安定していそう
3位:時間に余裕がありそう
4位:自由に動けていそう
5位:好きな仕事をしていそう
「お金」「家族」「時間」。
いずれも、年齢を重ねるほど
簡単には手に入らないと感じやすくなる要素です。
同世代の本音は「迷い」と「割り切り」の間
では、こうした環境の中で、
今の同世代はどんな心境で日々を過ごしているのでしょうか。
◆今の自分の心境に一番近いものランキング
1位:とにかく毎日いっぱいいっぱい
2位:周りと比べて焦ることがある
3位:もう比べるのをやめた
4位:ある程度「悟り」を開いている
5位:まだ模索中
「いっぱいいっぱい」「焦る」と感じる人が多い一方で、
「もう比べるのをやめた」「悟りを開いている」といった声も目立ちます。
迷いながらも、
それぞれが自分なりの折り合いをつけようとしている。
そんな様子が伝わってきます。
「安定と迷いが同時に存在する世代」
今回話を聞いた女性は、
今のアラサー・アラフォー世代を、こんなふうに表現します。
「社会的には落ち着いて見られがちだけど、
実際は、まだ迷っている人が多い世代だと思います。
正解が一つじゃないと分かっているからこそ、
決断に慎重になって、考えることも増える。
でもそれって、ちゃんと人生と向き合っている証拠なんじゃないかなって」
数年前の自分、そしてこれから同じ年代を迎える人へ
最後に、数年前の自分、
そしてこれから同じ年代を迎える人に向けて、
こんな言葉を送りたいと話してくれました。
「今感じている違和感や迷いは、成長が止まった証拠じゃない。同じ年代でも、人生は本当にバラバラ。周りと比べすぎず、今の自分の立ち位置を、もう少し優しく受け入れてあげてほしい」
年齢を重ねるほど、人生は一直線ではなくなっていきます。
安定しながらも迷い、納得しながらも揺れる。そんな複雑さを抱えているのが、今の同世代なのかもしれません。
あなたが最近感じた
「これって自分だけ? それとも同世代あるある?」は、
どんな瞬間でしたか。
※本記事のランキングは、ほ・とせなNEWS編集部が
2026年1月にインターネット上で実施したアンケート調査(有効回答数:200件)をもとに作成しています。
結果は個人の感じ方によるものであり、特定の価値観を断定するものではありません。
