仕事と子育てに追われる日々の中、親が遠方から駆けつけてくれる存在は、何よりも心強いものでしょう。@mg.hsさんが、お父さんの家事応援の様子をThreadsに投稿すると「ただ者ではない」「プロの方ですか！？」などのコメントが寄せられ、話題になっています。いったいお父さんが手伝ってくれた家事とはどんなものだったのでしょうか？
プロの料理人だったお父さんの圧巻の料理
今回話題の投稿は、66歳のお父さんが他県から家事応援に訪れ、見事な料理を作る様子を撮影したものです。@mg.hsさんの投稿には、彩り豊かで盛り付けも美しい、家庭料理とは思えない料理が並んでいます。
お父さんが応援に来てくれるようになったのは「仕事を定年で退職してからなので、この2〜3年です。数ヶ月に1度、1週間程居て食事を作ってくれます」と@mg.hsさんはいいます。
お父さんは定年まで料理の世界で働き、調理師学校卒業後はアメリカのステーキハウスへ就職。その後帰国し、ホテル料理人として朝から夜まで勤務していました。休日には、ピザや餃子、たこ焼きなど、家族が喜ぶ料理も作ってくれたそうです。
@mg.hsさんは「父の作る料理は、どれも美味しいです！」と語ります。
温かいご飯と“安心感”をくれる存在
@mg.hsさんは「普段は仕事から帰ってきて、子どもたちの習い事の送迎等で20時や21時に帰宅してから夕飯を作り始めるのですが、父がいてくれると帰ってすぐ温かくて美味しいご飯が出迎えてくれます！『ありがたい』の一言に尽きます！」とお父さんの存在のありがたさを教えてくれました。
さらに「父がいる安心感で、片付けを気にせずリラックスできます」と話し、お父さんの存在は、生活だけでなく心のゆとりも、もたらしてくれているようです。
どんなときも受け止めてくれる、変わらない存在感
お父さんとの関係性について、@mg.hsさんは「父とは仲がよく、話が合います。悩んだときには相談に乗ってもらったり、愚痴を聞いてもらったり。どんなときも受け止めてくれる、そんな存在です」と話します。
「そして突拍子もないところがあって面白く、孫たちからも人気です」と、お父さんの魅力を明かしてくれました。
@mg.hsさんが、印象に残っているエピソードとして「サービス業で休日は仕事のことが多かった父ですが、誕生日に手作りケーキを作ってくれたことを覚えています」と振り返ります。
「料理のほかにも、山登りに行ったり、山菜取りに連れて行かれたり、平日の夜に家族でカラオケに行くこともありました」と、お父さんとの楽しい思い出を教えてくれました。
いつの時代も、子どもを思う親の気持ちは変わらないもの。
長年プロの料理人として腕を磨いてきたお父さんが、定年後は家族のために他県から駆けつけて家事応援をする姿は、多くの人の心を温めたことでしょう。