7歳娘「明日、学芸会の衣装が必要!」母が即興で用意したモノに「勉強になった」「なんとかなるもんだ」「とてもうれしそう」

7歳娘「明日、学芸会の衣装が必要!」母が即興で用意したモノに「勉強になった」「なんとかなるもんだ」「とてもうれしそう」
母が用意したモノ

子供からの突然の要望に対して、機転を効かせて解決された経験はありますか?そんな中、今回「ハッとした!」と語るのは、30代の女性看護師であるお母さん。

学芸会前日に急に「黒いふわふわのスカート」の衣装が欲しいと言い出した娘さんの、突拍子もない行動と、それを乗り越えた心温まるエピソードについて、お母さんにお話を伺いました。

突拍子もない前日のお願い

学芸会を控えたお母さんのもとに、7歳になる娘のサクラさん(仮名)から、思いがけない要望が飛び込んできました。

「『学芸会の衣装、やっぱり黒いふわふわのスカートがいい!』って急に言われたんです。まさか前日になっていきなり変えたいと言う要望があるとは思っていなくて、驚きました」

もともと学校にある衣装を使うと聞いていたため、特段準備はしていなかったお母さん。サクラさんの話では、学校の衣装が「格好悪いから嫌になった」とのことでした。

黒いふわふわのスカート…子供用のタンスを探してみても、該当するサイズの服はありません。しかし、毎日練習を頑張っているサクラさんのために、「最高の姿でステージに立たせてあげたい」という気持ちがお母さんを動かしました。

急なリクエストは「手持ちの服」で解決!

お母さんは、自分のタンスを確認しました。そして、昔履いていた「黒いミニスカート」を発見します。

「もともとふわふわのプリーツのあるスカートだったので、サクラに合うようにウエストの部分を縫って細くし、子供の履けるサイズに調整したんです」

急なリクエストでしたが、お母さんの機転と裁縫の腕で、無事に衣装が用意できました。

「何とかすれば手持ちの服、私の服でも衣装は用意できるんだなと勉強になりました」とお母さんは振り返ります。

最高の姿でステージへ!娘が教えてくれた「柔軟な心」

衣装が完成すると、サクラさんは「とてもうれしそう」でした。

「思っていたよりも違和感なくとても可愛く履くことができていました」とお母さんも満足そうです。

素直だけれど、言い換えれば突拍子もないところがあるというサクラさん。今回の出来事を通して、お母さんは改めて「子どもの突拍子のなさ」と同時に「柔軟な発想」の大切さを学びました。

予期せぬ出来事でも、手持ちのもので何とか対応できるという、お母さんの「何とかしてあげたい」という尊い想いと、サクラさんの純粋な心が一つになった、心温まるエピソードでした。

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