公園で保護され、引き取った猫。食事を終えると毎回“エア砂かけ”を始めるが…後日発覚した“真相”に「かなり笑った」「愛おしい」

公園で保護され、引き取った猫。食事を終えると毎回“エア砂かけ”を始めるが…後日発覚した“真相”に「かなり笑った」「愛おしい」

新しく家族に迎えたペットが見せる、不思議な行動の一つ一つは、飼い主にとって愛おしい謎解きのようなものです。
そんな中、今回「かなり笑ってしまいました」と語るのは、27歳の女性。
最近迎えたばかりの生後4ヶ月の子猫が見せる、食後の”謎の儀式”とその可愛らしい理由について、お話を伺いました。

公園で保護された、小さなキジトラの子猫

お話を伺った女性の家には、もともと5歳になるオスの先住猫がいました。そんなある日、友人がSNSに投稿した「公園の隅で5匹の子猫が固まっているのを発見した」という投稿が目に留まります。
「メスの猫ちゃんなら、新しい家族にいいかもしれない」
そう思った彼女は友人に連絡を取り、一匹のメスのキジトラ猫を譲り受けることに。こうして、小さな子猫、リンちゃんとの新しい生活が始まりました。

食後の謎の儀式。「エア砂かけ」でご飯を埋める?

リンちゃんとの生活が始まってすぐ、彼女は不思議な光景を目にします。リンちゃんが、ご飯を食べ終わった後、なぜかお皿の周りの床を一生懸命にカキカキと引っ掻き始めたのです。
その行動は、まるでトイレで砂をかけるかのよう。実家や先住の猫もしたことがない行動に、「なんだろう?」と、彼女はリンちゃんの食後を注意深く観察することにしました。すると、その行動は毎回必ず行われる”儀式”であることが分かりました。

「もう、いりません」のサインだった!野生の名残に思わず爆笑

「もしかして、ご飯をあげる場所が気に入らないのかな?」
そう思った彼女は、餌場を移動させてみましたが、リンちゃんのカキカキ行動は一向に治りません。不思議に思ってその理由を調べてみたところ、驚きの、そして思わず笑ってしまうような事実が判明しました。
猫がご飯の周りで砂をかけるような行動をするのは、「もうお腹がいっぱいです」「このご飯には飽きました」という意思表示。食べ残したご飯を、野生時代の名残で隠そうとする本能的な行動だったのです。

「理由を知ったときは、かなり笑ってしまいました。『いらないなら、そのままどこかへ行けばいいのに!』って。謎の行動の裏に、そんな可愛い理由があったなんて」
リンちゃんの見せる不思議な儀式は、新しいお家が気に入らないというサインではなく、彼女の中に眠る野生の本能が垣間見えた、とても愛おしい行動だったのでした。

このお話のように、ペットが見せる、ちょっと変わった面白い習性や行動に驚かされた経験はありますか?

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