小さな子どものお弁当箱を開けたときに広がる彩りと工夫は、親からの温かいメッセージでもあります。
@aco.days_さんが、料理が趣味というパパさんが作った娘さんのお弁当をThreadsに投稿すると「最高にラブリー」「私の字よりかわいい」「萌えました」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
今回はこの投稿について、ママさんに話を聞きました。

娘のために手作りされたお弁当と手紙
今回、投稿されたThreadsで注目を集めたのは、5歳の娘さんのためにパパさんが心を込めて作ったお弁当と、その横に添えられた一通の小さな手紙。
普段から料理が好きというパパさんは、給食の日を除き、週に1〜2回は娘さんのお弁当を用意しているのだとか。

そんなパパさんが作るお弁当には必ず短い手紙も添えられています。
幼稚園の先生からも「素敵なお母様だと思っていたらお父様と聞いて驚きました」と言われ、職員間でも話題になったそう。

娘さんがお弁当を見て毎回喜ぶ姿に、ママさんも温かい気持ちになったと話してくれました。
料理に込められた思いとこだわり
パパさんにとって料理は「自分が心を込めて作ったもので相手を幸せにできるから、昔から大好き」なのだそう。
娘さんが赤ちゃんの頃から、少しでも楽しい気持ちで食べてもらえるよう、命の大切さを学びながら、料理の楽しさや素晴らしさにも触れてほしいと、食育の観点でも向き合ってきました。
お弁当作りのこだわりは、子どもの好きなものを彩りよく、バランスよく詰めること。
何よりお弁当箱を開けた瞬間に「わあっ」と思わず笑顔になるよう「お昼が待ち遠しくなるお弁当」を意識して作っているといいます。

また、手紙を添える習慣は「お弁当に手紙を入れることで、思春期の子との関係がよくなった」というテレビ番組の話を聞いたことから始まりました。
今ではお手紙もお箸と同じくらい、お弁当に欠かせない存在となり、自然な形で続いています。

投稿のコメント欄には…
投稿には多くの反響が寄せられ、普段SNSをあまり使わないパパさんも「誰かが記事を見て、やってくれたらそれは素敵なことだね」と驚きつつ話していたようです。

ママさんは「今後も家族で食を通した思い出をたくさん作りたいです。イベントごとのご飯や旅行先での地元の食事、野菜を育てて収穫して食べることも楽しみにしています」と語っています。
お弁当を開けるたびに広がる小さな驚きと優しさは、娘さんにとっても家族にとっても大切な思い出となり続けるはずです。
食卓やお弁当の一つひとつが、家族の記憶を温かく彩っていくことでしょう。

