昔の思い出を見返すと、その時代の空気や匂いまでよみがえるような感覚になることがありますよね。
現在34歳の@__uk2uk2__さんが、昔の携帯に残っていた高校生時代の動画をTikTokに投稿すると「ドラマすぎる」「懐かしい」「こんな感じだった」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
今回は、動画を見つけた経緯や当時のエピソードについて話を伺いました。
実家で見つけた2007年のガラケーと動画

動画に映るのは、18年前の高校1年生の頃。
友人と授業に向かう懐かしいシーンが切り取られています。
実家の片付けをしていた際、偶然ガラケーと充電器が出てきたと話す@__uk2uk2__さん。
懐かしさのあまり持ち帰って充電すると、画面に現れたのは2007年当時の記録でした。

動画を再生すると、当時の自分や友人たちの姿が鮮明によみがえります。
M字バングや逆毛で盛った髪型、腰パンや緩めのネクタイで着崩した制服姿は、紛れもなく当時の流行。
現在ではほとんど見かけなくなったスタイルに、強い懐かしさを覚えたと@__uk2uk2__さんは話します。
荒い画質ですら、昔ならではの「味」を感じさせ、感情をかき立てられたそうです。
高校時代の思い出と仲間との時間
当時の@__uk2uk2__さんは、やんちゃだったといいます。
スクールバッグには、アイロンや鏡、ワックス、ヘアスプレー、ファッション雑誌が常に入っていました。

放課後が近づくと、友人たちと一斉に髪をセットする時間が始まるとのこと。
教室のコンセントは争奪戦になることもありましたが、襟足のアイロン掛けでは先輩後輩に関係なく協力し合う場面も多かったと振り返ります。
当時の制服姿といえば腰パンが定番で、その結果ズボンのチャックが壊れるのも“あるある”だったそうです。

ガラケーの中の映像は、そんな学生時代の空気を鮮やかに切り取っていました。
懐かしさに駆られ、動画に映っていた友人に久しぶりに連絡を取り、3人で食事に行く約束もしたと話します。
SNSで広がる共感と未来への視点
投稿された動画には多くの「いいね」とコメントが集まりました。
「あの頃に戻りたい」といった声は同世代からの共感だけでなく、当時を知らない若者からも寄せられたといいます。

コメント欄では、当時流行したギャル男風ヘアと現代のマッシュやセンターパートを比較する声も!
@__uk2uk2__さんは、今から18年後には、また同じように現代の映像が「エモい」と呼ばれているのではと展望を語ります。
かつての日常は、時を経て「憧れ」や「エモさ」として人々の心を揺さぶりました。
18年前のガラケーに残された動画は、世代を超えて共感を呼び起こすきっかけとなったことでしょう。

