夏休みの自由研究は親子にとって悩みの種ですが、思いがけない気づきや発見もあるものです。@rei_miy_pomeさんが、小学1年生のお姉ちゃんが妹さんに関する自由研究をThreadsに投稿すると「泣きそう」「これぞ自由研究!」「脱帽しました」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
@rei_miy_pomeさんに話を聞きました。
困りごとを自由研究のテーマにしよう!
@rei_miy_pomeさんによると、自由研究のテーマに迷っていたとき「困り事を研究してみよう」という広報誌が目に入り、お姉ちゃんと話し合ったのがきっかけだそうです。
@rei_miy_pomeさんがお姉ちゃんに困りごとを聞くと「妹が私のまねをする」「おもちゃを横取りする」「ご飯中に泣いて困る」など、妹さんへの不満が次々と出てきました。
妹を思う優しい姉の気持ち
そこでお姉ちゃんは「自由研究で妹のことがわかれば、今よりもっと仲良くできるかもしれない」と思ったようです。
妹さんが2歳のイヤイヤ期に入ってからは姉妹の衝突が増え、まだ言葉の理解が浅い妹さんに対してお姉ちゃんが我慢する場面も多かったかもしれません。
「お姉ちゃんだけのご褒美やお出かけを増やしてケアをしたつもりでも、我慢することはあったと思います」と@rei_miy_pomeさんは振り返ります。

(@rei_miy_pomeさんより提供)

自由研究がいろいろな人の役に立って嬉しい!
自由研究の作成には3日ぐらいかかったそうです。
まず、書きたいことを自由帳にざっくり書き出して構成を考えた後、研究に使う写真を選んだり、脳の構造を人体図鑑やタブレットで調べてまとめたりしていきました。
普段から、体の中の仕組みを描いたアニメに興味があるお姉ちゃんは、新しく「前頭前野」という専門用語も覚えられたといいます。
ただ、小学1年生のお姉ちゃんにとって、自分の思いを文章で表現するのは難しく「会話をしながら、私が言葉や言い回しのヒントを出しました」と@rei_miy_pomeさん。
この自由研究には「優しくなれそう」「心が軽くなった」など多くの反響があり、人の役に立つ研究になったことを親子で一緒に喜んでいるそうです。

(@rei_miy_pomeさんより提供)

(@rei_miy_pomeさんより提供)
@rei_miy_pomeさんは「これからも自分の興味を追求していく姿勢を忘れず成長していってほしい」と話していました。
親子で楽しみながら取り組んだ自由研究は、人のためにも自分たち親子の成長のためにも役に立ったようです。
