息子の友人「ガンプラ塗装して」 熱い手紙を受け取ったパパ「こんなんやるしかない」→本気で挑んだ結果に「激シブ」「情熱入った作品」

息子の友人「ガンプラ塗装して」 熱い手紙を受け取ったパパ「こんなんやるしかない」→本気で挑んだ結果に「激シブ」「情熱入った作品」
息子さんのお友だちからのお手紙(@NarisawaYさんより提供)

大人になっても夢中になれる趣味があることは、人生をより豊かにしてくれるでしょう。

@NarisawaYさんが息子さんのお友だちからお願いされて塗装したプラモデルをXに投稿すると「激シブ」「完成おめでとう」「情熱入った作品」などのコメントが寄せられ話題になっています。

投稿者さんに話を聞きました。

やるしかない!

小学6年生の息子さんを持つ父親である投稿者さん。ある日、息子さんが同級生のお友だちからパパさんへの手紙を預かってきました。内容は、プラモデルをポスターのように塗装してほしいというものでした。

息子さんのお友だちからのお手紙(@NarisawaYさんより提供)

自宅によく遊びに来てくれるお友だちの1人で、投稿者さんが休みの日に遊びに来ていた際、飾ってあるプラモデルをみて「僕も好きです」と話してくれました。その後も会えばプラモデルのアニメやプラモデル作りなどについて話す間柄になったそう。

数ヶ月前「僕のも塗ってくれますか?」と聞かれ「いいよ〜」と返した投稿者さん。その後、息子さん経由で今回のお手紙とキットを預かりました。親御さんに連絡をとり、1ヶ月くらい預かって完成させる旨を伝えた上で制作を始めました。

依頼の手紙に投稿者さんは「こんなんやるしかない!」と声に出したそうです。当時について「楽しくて嬉しいお題をいただいたので、俄然やる気が出ました」振り返ります。

ポスターの色の感じで…(@NarisawaYさんより提供)

塗装したプラモデルが完成

塗装後のプラモデルは、まるでポスターから出てきたかのような完成度。細かい部分まで丁寧に再現されています。
塗装した際に工夫したところは、大きな改造はせず、基本的にキットのままで、本物のような重厚感が出るように心掛けたそうです。

参考にした画像が暗めで陰影がはっきりしている印象だったため、下地を黒にしてハイライトを塗るなど工夫し、市販されているアニメ専用カラーを使って参考にした画像に近づけるようにしました。さらに、少し明るくするために、艶消しのトップコートにパール塗料を混ぜ、明るさを調節しながら塗装したそうです。

他にも付属のシールは使わず、必要な模様は市販の転写シールでつけました。ふくらはぎの部分は形を整え、目やアンテナ、胸の部分は光る塗料で仕上げています。
アンテナの小さなネジも立体的に固定し、ライフルや頭、背中の装飾は光るシールで細かく表現。汚れや使用感は控えめにして仕上げました。

重厚感を表現(@NarisawaYさんより提供)
完成した作品(@NarisawaYさんより提供)

プラモデルの魅力

完成した作品をみて息子さんのお友だちは「カッコいい」と言っていたのだとか。また即座に写真を何枚も撮影。投稿者さんと一緒に写真を撮った時には満面の笑みを浮かべていたといいます。

投稿者さんにとって、プラモデルは「子供の頃からある遊びですが、大人もハマる奥深さと、手軽に比較的安価で楽しめる趣味」と話します。Xでは同じ趣味の方がいるため、様々な交流ができるのも楽しみなのだそう。

子どもから大人まで幅広い世代で楽しめる趣味を持つと、新たな人との繋がりが生まれますね。

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