小さな子どもが見せてくれる、ふとした瞬間の想像の世界。
ときにその何気ない行動が、近くにいる大人の心を温かくしてくれることがあります。
今回紹介するのは、とある3歳の娘さんが見せた微笑ましい光景です。
その可愛らしい写真がThreadsに投稿されると「可愛すぎます」「家族みたい」「目頭熱くなってきた」などのコメントが寄せられ話題となっています。
今回は投稿者である@mana___114さんに話を聞きました。
長靴の横にそっと並べた「お人形の靴」
今回、投稿者さんは昔の写真を見返している中で、ふと見つけた1枚が心に残り、何となく投稿してみたそうです。
娘さんの長靴の横に、小さなお人形用の靴がちょこんと置かれています。
当時はどこに出かけるときでも何かしらお人形を連れて行っていたのだとか。

娘さんにとってお人形は大切な存在であり、外出時も一緒に出かける“家族の一員”のような存在だったのでしょう。
投稿者さんも「ただただ可愛いなぁと思いました」と当時の気持ちを振り返っていました。

成長しても変わらない“好き”の気持ち
あれから9年が経ち、現在娘さんは11歳。
好きなものや装いは少しずつ変わりつつも、当時買ってもらったお人形は大切に取ってあり、根っこにある「可愛いものが好き」という気持ちは変わっていないようです。
今ではダンスに夢中で、オーバーサイズの洋服やキャップをかぶったファッションが好きだそうです。
人見知りでドライな性格とのことですが、家では2匹の犬にやさしく接する一面もあり、変わらぬやさしさが垣間見えます。

大切な記憶が写真からよみがえる
お人形の靴を並べるという行動は、娘さんなりの優しさのかたちだったのかもしれません。

娘さんが3歳のころに見せた、小さな足元の思いやり。
それは今もなお、娘さんの中に受け継がれていることでしょう。

