物があふれ「何がどこにあるか分からない」状態のキッチン。ズボラ主婦が一念発起しました。ママ(@kuriko_kurashi)さんが、キッチン収納を全出し整理する様子をInstagramに投稿すると「見ててスッキリしました」「尊敬です」「お疲れ様でした」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
ママさんに話を聞きました。
始まりは“気軽な気持ち”から
毎日使うキッチンは物であふれ、ストックの把握も難しい状態。ママさんは、きれいに収納している人の投稿を見て憧れる一方、自分のキッチンを見るたびに気が滅入っていたといいます。

そんなときに「キッチン全出し」をしている人の動画を見て「すごい!やばい!」と衝撃を受けたのだとか。
「うちは物が少ないし、意外とすぐ終わるかも」と、軽い気持ちで始めたそうです。

動画では、2人の子どもたちも片付けを手伝っていました。
「最初は楽しそうにしていましたが、後半になるとリビングいっぱいの荷物に圧倒されて、びっくりしていました」とママさん。

そうして3人で取り組んだ片付け作業。
本当に必要かを一つずつ確認していくと、使っていない食器や期限切れの食品などが次々と見つかりました。
「これまでは物が増えては収納ケースを買い足して、とりあえず収めていた状態でした。片付けてみると、収納ケースすら必要ないほどスッキリしました」と話します。
その結果、家にある物をきちんと把握できるようになり、無駄な買い物がなくなりました。
誰でも続けられる工夫を
ママさんは、掃除や収納に関する「家事テク」や便利グッズを検証する動画を発信しています。

常に意識しているのは「ラクにできるか」ということ。
「ズボラな自分でもできた方法じゃないと紹介しても意味がない」と考え、気軽に取り入れられること、時短になること、掃除前の状態に戻りにくいことを基準にしているそうです。

さらに、実際に使ってみて「本当に使いやすいか」「続けられるか」など、リアルな使用感も大切にしているとのこと。上手くいったことも、合わなかったという失敗も包み隠さず発信しています。
ズボラ視点でリアルに発信
最近は「100円ショップの収納グッズや掃除アイテムの紹介に加え、リビングや他の部屋に散らばっていた物を、リビングのカウンター下にあるデッドスペースへまとめて収納する工夫も発信しています。今度は、狭いクローゼットに日用品のストック置き場を作ることや、車の中の収納にも挑戦してみたいです」と語るママさん。

最後に「これからも『ズボラな自分でもできた!続けられる!』という等身大の視点で、簡単な収納法や掃除テク、便利グッズの使い方などを発信していきたいです」と結びました。
今回の投稿は、収納物の全出しから仕分け、再収納という大仕事をやりきったことで多くの共感を集めました。これからも、ズボラでも続けられる家事テクの発信は、同じ悩みを抱える人たちの心強い味方となるでしょう。
ママさんはTikTokアカウント【@kuriko_kurashi】でも、掃除や収納が楽になるアイデアを発信しています。
