1枚のエコー写真が、人生を大きく変えることがあります。@yukiyuki.ememさんが、三つ子を妊娠していると分かったエコー写真をThreadsに投稿すると「凄すぎです」「かわいすぎる」「これは奇跡!」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
喜びと不安が入り混じったあの日から、約6年。
ママさんに、これまでの道のりについて話を聞きました。
衝撃の告知!お腹の中には三つの命
「驚きや嬉しさ、いきなり3人増えることへの不安…さまざまな気持ちが入り混じっていました」と話すママさん。
産婦人科で三つ子の妊娠を告げられたとき、その心境は複雑なものでした。
自然妊娠での三つ子は確率的に非常に稀なこと。パパさんもただただ驚いていたそうです。
また、出産へのリスクにも不安がありました。
想像を絶する妊娠生活と2ヶ月の管理入院
三つ子の妊娠生活は、想像を絶するものでした。
ママさんは「まずお腹が大きくなるスピードが全然違いました。25週にはもう臨月のお腹の大きさになっていたので、すれ違う人みんなに『もうすぐ生まれるの?』と言われるくらいでした(笑)」と話します。
そして、早産のリスクが極めて高いことから、妊娠26週で管理入院が決定。約2ヶ月間の長い入院生活は、身体的にも精神的にも大きな負担だったと振り返ります。
小さな命との対面、そして始まった育児
出産は予定より1ヶ月半早い、34週。生まれてきた三つ子たちは低体重のため、すぐにNICU(新生児集中治療室)へ。

保育器の中で医療機器に支えられている我が子の姿を見て「大丈夫かな?」と不安で胸が張り裂けそうだったというママさん。
それでも「少し小さめでしたが、とても可愛かったです」と、初めて対面したときの感動を語ってくれました。
ちなみに、当時2歳だったお姉ちゃんは、まだ状況がよく分かっていなかったそうです。

そして、家族6人のにぎやかな生活が始まりました。
あっという間の5年!それぞれのペースで輝く三つ子たち
あの日から、あっという間に月日は流れ、三つ子たちは、もうすぐ6歳になります。来年には小学生です。

庭で3人仲良くポーズをとる姿は、かつて保育器の中にいたことが信じられないほどです。
「子どもって成長のスピードが全然違うんですよ。これからも、それぞれのペースで成長していってほしいです」とママさんは語ります。

喜びや不安を抱えながらも、たくさんの愛情を注がれて育ってきた三つ子たち。一人ひとりの個性とペースを大切にするご家族の姿は、私たちに子育ての温かい本質を教えてくれます。
これからも子どもたちの輝く笑顔が、家族の未来を明るく照らしていくことでしょう。
