キラキラしたプリンセスに憧れる子どもは多いもの。
「プリンセスみたいなドレスを着てみたい!」と夢を抱く子もいるでしょう。
@louloutte_officialさんが、4歳の娘さんのために作ったドレスをThreadsに投稿すると「お嬢様に大変身」「素敵なお洋服」「えっ!かわいすぎます」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
ドレスについて、ママさんに話を聞きました。
小さなプリンセスへ、心を込めた誕生日ドレス
3人兄妹の真ん中である娘さんの4歳の誕生日に「普段なかなか2人で過ごす時間がないからこそ、2人で1日過ごしたい」と考えたママさん。そこで、忘れられない記念日になるよう、思いを込めてドレスを手作りしました。
展示用のマネキンにドレスを着せて、娘さんには目隠しをしてサプライズでプレゼントすることに。目を開けてドレスを見た娘さんは、目を輝かせながら「わぁ〜…」と、静かに感動して眺めたり触れたりしていました。

ドレスを着せると、クルクルと回ったりお辞儀をしたりしてプリンセスになりきって喜んでいた娘さん。
そんな姿を見たママさんは「小さな子どもでも、洋服ひとつでこんなにもHAPPYになれるんだなと思い、改めて洋服の持つ力は凄いな」と感じたそうです。とはいえ、娘さんの喜ぶ姿が「一番嬉しかった」と話してくれました。
3日間かけて完成したこだわりの一着
ドレスのデザインをし、完成するまでにかかった時間は3日ほど。生地選びから始まり、デザイン、パターン作成から裁断・縫製まで、一つ一つ丁寧に進めました。

1番苦労した点は生地選び。普段は靴下や洋服、髪飾りまで全身紫を選ぶほど、娘さんが大の紫好きということで、娘さんが気に入る色を選んだといいます。また、娘さんはプリンセスが大好きなので、プリンセスのドレスをイメージし、それに合う生地探しも大変だったのだとか。

こだわった点は、ドレスのシルエット。シルエットについて「ギャザーをたっぷり寄せたティアードスカートに、レースやフリルをふんだんにあしらいました。袖はパフスリーブにして、肩にも娘の大好きな紫のリボンを付け、乙女の大好きな要素をてんこ盛りにしました」とママさん。
そんなプリンセスになりきった娘さんについて「元気印のおてんば娘」と表現するママさん。
歌ったり踊ったり、ユーモラスな表情で人を笑わせたりと、明るくひょうきんな性格です。
「一緒にいて元気をもらえる存在です」とママさんは話します。
ハンドメイド作家としての想い
ママさんは、昨年1月、3人目の子どもの育休明けとともに前職を退職し、ハンドメイド作家としての活動を始めました。
12年間の縫製経験と、子育てを通して培った「母目線」を活かし、機能性と安全性、そしてかわいらしさを大切にした子ども服を制作しています。
ブランド名「LOULOUTTE(ルルット)」には、フランス語で「かわい子ちゃん」という意味があり「すべてのかわい子ちゃんをもっとかわいくしたい」という想いが込められているそうです。

今後について「LOULOUTTEのお洋服が、世界中の子どもたちの『大切な思い出』に寄り添えるように。これからも心を込めて作り続けていきたい」と、ママさんは話してくれました。
とてもかわいらしいドレスを作ったママさん。娘さんが喜んだように、全国の子どもたちにも素敵な笑顔を届けてくれそうですね。

