高校生活『最後のお弁当』 母が隠したメッセージに「涙腺崩壊しました」「何よりの証ですね」「一生忘れないだろうなあ」

高校生活『最後のお弁当』 母が隠したメッセージに「涙腺崩壊しました」「何よりの証ですね」「一生忘れないだろうなあ」

サンドイッチに隠された「LOVE」の文字。そこには母の愛が込められていました。ママ(@chabentobox)さんが、息子さんの高校最後のお弁当をInstagramに投稿すると「涙腺崩壊しました」「何よりの証ですね」「一生忘れないだろうなあ」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

ママさんに話を聞きました。

「愛してるぜ!」の気持ちを込めて

最後のお弁当:サンドイッチ完成前(@chabentoboxさんより提供)

この日、ママさんが作ったのはサンドイッチ。
投稿された写真には、パンで挟む前と完成後のサンドイッチが写っています。

最後のお弁当:サンドイッチ完成後(@chabentoboxさんより提供)

サンドイッチは2種類。
1つにはポテトサラダ・ハム・レタスが、もう1つにはベーコンエッグが入っており、その上にケチャップで「LOVE」と書かれています。

“愛を喰らえサンド”(@chabentoboxさんより提供)

「サンドイッチにマヨネーズやケチャップを絞るときに『何か書いてみようかな』と思い、ネガティブな言葉よりは『愛してるぜ!』の気持ちを込めました」とママさん。

ただし、この愛のメッセージは息子さんには内緒だったとか。
「気づかれたら、恥ずかしがったり嫌がられたりするかも…と心配で」とのことです。

愛おしく大切なコミュニケーション

この息子さんのお弁当作りは、12年間にわたって続いたといいます。

ママさんは「体育会系だったので週7になることも多く、当時は大変だと思っていましたが、必要がなくなった今、少し寂しさも感じます。思い返せば、お弁当のやりとりは愛おしく大切なコミュニケーションだったな、と思います」と振り返りました。

Misokatsu(@chabentoboxさんより提供)

息子さんについて「今回のお弁当では細かいリアクションは少なかった気がしますが『美味しかった。ありがとう』を常にいう子でした」と話します。

一方、買った惣菜を入れたときに「あれ美味しかった」といわれて力が抜けたり「そぼろ丼や肉を焼いただけなど、手抜き弁当の方が好評だったのも切ない思い出です」と明かしました。

これからも続くお弁当作り

弟さんもいるため、まだしばらくお弁当作りは続くそうです。今後チャレンジしたいメニューを尋ねると「不器用なのでキャラ弁は無理として… 冷たい麺のお弁当を作ってみたいです」と話してくれました。

子を思う親の秘密のメッセージが胸を打った今回の投稿。弟さんのためのお弁当作りも、これからも続いていきそうです。

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