「ここまでするのか」来日した外国人男性。居酒屋で目撃した”まさかの光景”に「正直驚き」「想像を超えた」

「ここまでするのか」来日した外国人男性。居酒屋で目撃した”まさかの光景”に「正直驚き」「想像を超えた」

異文化の中で暮らすということは、期待とともに、少なからず戸惑いも覚えるものです。

今回お話を伺ったのは、韓国出身の30代男性会社員、ミンスさん(仮名)。礼儀正しい人が多いとは聞いていたものの、実際に日本で体験した出来事は、彼の想像をはるかに超えるものだったと言います。

来日して最初に驚いたのは

数年前に日本へやってきたミンスさんが、まず目を丸くしたのは、日本社会に根付く礼儀正しさでした。特に、お店での接客は、彼の母国とは大きく異なると感じたそうです。

「韓国でも親切な接客はありますが、日本の方は本当に丁寧で、細やかな気遣いに驚きました。言葉遣いはもちろん、一つ一つの動作にも心がこもっているように感じました」

落としたお釣りを拾うのを手伝ってくれた、見知らぬ人の優しさ

日本での生活でミンスさんが特に感動したエピソードがあります。それは、居酒屋を利用した際にお釣りを落としてしまった時のことでした。

「慌てて拾おうとしたら、周りにいた数人の方がすぐに気づいて、一緒に拾ってくれたんです。皆さん、自分の手を止めてまで手伝ってくれて、本当に申し訳ない気持ちと、感謝の気持ちでいっぱいになりました」

「ここまで親切にしてくれるのかと、正直驚きました」とミンスさんは振り返ります。

日本の魅力は、相手を思いやる心

これらの経験を通して、ミンスさんが感じた日本の魅力とは何でしょうか。

「日本の方は、相手のことを本当に大切に考えて行動するのだと思います。表面的な丁寧さだけでなく、心からの優しさを感じることが何度もありました」

「日本は治安も良く、安心して生活できる国だと思いますが、何よりも『人』の温かさが魅力だと感じています」とミンスさんは語ります。

日本での生活を通して、礼儀を重んじる文化と、困っている人を自然に助ける温かい人々に触れたミンスさん。「私も、日本の皆さんを見習って、相手を思いやる気持ちを大切にしたい」と話してくれました。
海外から見た日本の魅力は、私たち日本人が普段意識していない、大切な価値観を改めて教えてくれるのかもしれません。

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