今回は、キーボードの設定を変えてしまい直し方が分からず、娘さんから届いたLINEに思わず笑ってしまったというヤマダさん(仮名・30代・専業主婦)に、ほっこりするエピソードを伺いました。
ローマ字で届いたSOS

「家で家事をしていたら、娘からLINEが届いたんです」と笑顔のヤマダさん。
普段からやり取りしている小学校4年生の娘さんから、珍しくローマ字のメッセージが届きました。
「『imakaeru』『kibodogahen』『naoramai』って書いてあって。最初は『え? 乗っ取られた!?』と焦りました」。
しかし、よく読むとキーボード設定が変わってしまい、元に戻せなくて困っている様子。
事情が分かった途端、さっきまでの焦りが嘘のように笑いが込み上げてきたそうです。
心配させまいとする優しさ
慣れない入力で一生懸命ローマ字を打つ娘さんの姿を想像し、さらに笑みがこぼれたというヤマダさん。
後日、理由を聞いてみると「私がすぐ返信できないかもと思って、『とにかくLINEしなくちゃ』って焦って送ったみたいで。
心配かけたくなかったみたいです」と、娘さんの優しさに触れたといいます。
予測不能な子どもの発想
今回の出来事で、改めて子どもの面白さを感じたそうです。
「キーボードの設定をちょっと触っただけで、あんなふうになるとは思いませんでした。どこをどう触ったらそうなるんでしょうね(笑)」と、予測不能な行動に驚いた様子。
ヒンディー語じゃなくて良かった!
後日談として、さらに微笑ましい一幕も。
「『なんでローマ字で送ったの?』と聞いたら、『ヒンディー語とかに変えてなくて良かったー!』って言われて、また笑ってしまいました」とヤマダさん。
その後
このやり取りの後、家族の大きな変化はなかったものの、ヤマダさんにとって忘れられない心温まる出来事になったようです。
世代間のコミュニケーションは、思いがけない形で私たちを笑顔にしてくれますね。
