73歳を迎えた父にケーキを作った娘。「最高の褒め言葉」「素敵なご家族」と称賛されてから1年、現在の様子を聞いた

73歳を迎えた父にケーキを作った娘。「最高の褒め言葉」「素敵なご家族」と称賛されてから1年、現在の様子を聞いた

大切な人の笑顔が見たくて用意した贈りものが、ときを経て自分自身の生き方を見つめ直すきっかけになることがあります。
2024年11月の記事で、73歳を迎えたお父さんへ贈った手作りケーキと、それを取り囲む温かな家族の風景がSNSで大きな反響を呼びました。

あれから約1年3ヶ月、投稿者である@asami_s_healthylifeさんとご家族はどのような日々を積み重ねてきたのでしょうか。
当時の体験談を振り返りながら、変化した現在の状況とこれからの歩みについてお話を伺いました。

「最高の褒め言葉」と手作りケーキ


話題となったのは、@asami_s_healthylifeさんがお父さんの73歳の誕生日に手作りケーキをプレゼントした際の一幕です。
かつて料理教室に通い、飲食店でのアルバイト経験も持つ@asami_s_healthylifeさんは、家族それぞれの好みに合わせてサバランやモンブランなどを焼き上げるほどの手腕の持ち主。

「皆の喜ぶ顔が嬉しい」という純粋な気持ちから始まったお菓子作りは、いつしか家族の恒例行事となっていました。
お披露目されたケーキを食べると、お父さんが「おいしい、いや~たいしたもんだ!」と感心しながら完食する姿は、多くの読者の心を和ませました。

食を通じた幸せの形

 

@asami_s_healthylifeさんにとって、ご両親は常に一番の理解者でした。
「私が育てた子だから大丈夫。思った通りに自分らしく生きてね」と常に言葉をかけてくれた家庭環境が、現在の@asami_s_healthylifeさんの心の支えとなっています。
当時、週末に「乾杯から始まるパン教室」を主宰していた@asami_s_healthylifeさんは、食を「人を幸せにするためのツール」と定義していました。
10年以上活動を継続できているのも、この確固たる価値観があったからです。

ご両親が70歳をすぎたことを意識し「なるべく一緒にいる時間を増やしたい」と語っていた当時の言葉には、何気ない日常に対する願いが込められていました。

実家の近くへ転居し深まった交流

前回の取材から時間が経過し、@asami_s_healthylifeさんを取り巻く環境には大きな変化がありました。
それは、実家の近くへ引越しをしたことです。

これにより、以前よりも頻繁に家族との時間を持てるようになり、変わらず笑いの絶えない日々を過ごしています。
しかし一方で、時の流れの速さを痛感する出来事もありました。

お父さんが昨年、1ヶ月に及ぶ入院を必要とする怪我を負ったことを境に、老化のスピードが加速したといいます。
「変わらず口は元気ですが、両親と私の時間の流れが本当に違うんだなと実感させられました」と、今の率直な心境を明かしてくれました。

「大切な人を大切にできる人生」を。食の哲学と働き方のシフト

家族の体調の変化を目のあたりにしたことで、@asami_s_healthylifeさんの生き方や働き方に対する考えはより深いものへと進化しました。
現在は「自分にとって何が譲れないことなのか、本当はどうしたいのか?」を自問自答する日々だといいます。

若い頃からの「海の見える場所でパン教室を開く」という夢は今も色褪せていません。
しかし現在はそこに「家族と好きなだけ一緒にいられる時間」と「経済の自由」を両立させるという明確な指針が加わりました。
「大切な人を大切にできる人生を送る」と話す@asami_s_healthylifeさんの言葉には家族を思うからこその重みがあります。

理想の未来を実現するために、現在は働き方のシフトチェンジにも取り組んでいます。

この家に生まれて幸せ。未来へ繋ぐ温かな記憶と新たな挑戦への決意

「この家に生まれて幸せだな、と改めて思える日々を過ごしています」と語る@asami_s_healthylifeさん。
お父さんの誕生日をお祝いしたあの日の温かな記憶は、今も彼女の歩みを支える光となっています。

家族との時間を最優先にしながらも、自身の夢であるパン教室の展望を描き続けるその姿は、同じように家族のケアや将来に悩む読者にとっても、ひとつの希望の形となるでしょう。
家族への深い愛を糧に、彼女の夢の旅路はこれからも続いていきます。
提供元:@asami_s_healthylifeさん(Instagram)

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