小さく生まれた命が懸命に生き、少しずつ成長していく姿が多くの人の心を強く打ちました。
ママさん(@yunon.yuan)が、体重557gで生まれた娘さんの3年間を振り返る動画をTikTokに投稿し、話題になっています。
いったいどんな思いが隠れていたのでしょうか?ママさんに話を聞きました。
不安の中で始めたSNS「生きている証を残したくて」
娘さんは、妊娠23週という早い時期に、557gの小さな体で生まれました。
妊娠中、ママさんはポリープの影響で出血が続き、妊娠20週で大量出血を起こして即入院。羊水が減少し、このまま流産になる可能性が高いと告げられました。それでも祈り続け、娘さんは奇跡的に23週4日までお腹の中で過ごしてくれたといいます。

出産後、ママさんは「小さく生まれて生き続けることができるのか」という不安でいっぱいでした。そこで、娘さんの“生きている証”を残したいという思いから、SNSアカウントを開設します。
その行動は、情報収集や心のよりどころとして大きな助けになりました。初めての熱性けいれんの際も、SNSで見た投稿を思い出し「けいれんだ」とすぐに気づけたのです。
そして「少しでも誰かの役に立てれば」「こんなに元気に生きてるよ!」と、希望を届けたい思いから発信を始めました。

小さな成長の積み重ね
娘さんは1月10日に誕生しましたが、本来の出産予定日は5月5日でした。そのため、長期入院は覚悟していたものの、実際に退院できたのは5月28日だったそうです。

入院中は、慢性肺疾患で肺の状態が悪かったとのこと。しかし、医師も驚くほどの回復を見せ「ものすごい生命力で感動しました」とママさんは話します。
退院時には在宅酸素が必要でしたが、1歳前には不要になりました。

また、557gから1g増えるだけでも嬉しく、確実に成長を感じるママさん。次第に点滴が減り、泣き声が少しずつ大きくなる姿に、毎日感動していたといいます。
初めて目を開けた瞬間、指を握り返してくれたこと、自力でうんちが出せたこと、初めて抱っこした温もり。その一つひとつが、かけがえのない思い出として刻まれています。
願うのは「娘さんのペースで」
数々の奇跡を重ね、娘さんは3歳になりました。動画には、笑顔で誕生日ケーキのろうそくを消す姿や、お姉ちゃんと楽しそうに過ごす様子が映っています。

これまでの思い出について「全部奇跡みたいなことでひとつに絞れない」と語るママさん。パパさんやお姉ちゃんとも「元気に生きてくれてることに感謝しかない」と話しているそうです。

今後については「そのまま元気に健康で育っていってくれたらそれだけで十分幸せ」とママさんは話します。
周りより小さくても、できることがゆっくりでも、娘さんのペースで生きてほしいという願いが込められていました。
投稿には「成長が楽しみですね」「素敵な日々が続きますように」などのコメントが寄せられています。
小さな命が紡いできた3年間の歩みは、同じ悩みを抱える人だけでなく、多くの人の心に希望を灯してくれました。
提供元:@yunon.yuanさん(TikTok)

