幼い我が子としばらく会えなくなる状況は、親にとって身を引き裂かれるような思いがするものです。
以前、次男の出産ときに新型コロナウイルスの陽性が判明し、当時1歳だった長男と10日間にわたり離れ離れになった体験談が大きな反響を呼びました。
10日ぶりの再会で見せた長男の健気な姿に、多くの読者が心を打たれました。
記事の公開からときが経ち、現在は4歳と2歳になった兄弟。
あの涙の再会から、2人はどのように成長したのでしょうか。
当時の体験談を振り返りつつ、ご本人への再取材で伺った現在の様子をお届けします。
次男出産時の予期せぬ事態と10日間の隔離生活
事の発端は、ママさんが次男を出産する際のことでした。
出産予定日の1週間ほど前から当時1歳の長男が発熱し、看病を続けていたママさんも予定日前日の夜から体調が悪化してしまいます。
長男のPCR検査は陰性だったものの、入院のための検査でママさんの陽性が判明しました。
長男のときは母乳育児が難しく母子同室ではなかったため、次男の出産では「最初から母子同室でたくさん吸ってもらいたい」と願っていたママさん。
しかし、陽性判定により希望していた産院での出産は叶わず、市民病院での緊急帝王切開となりました。
産後は高熱と声が出ない症状に苦しみながら、赤ちゃんに会うことも授乳することもできない隔離生活が続きました。
何より、急に離れ離れになってしまった長男のことが心配で、ママさんは悲しみに暮れていたといいます。
入院中にはパパさんも陽性となりましたが、幸いにも近くに住むママさんのご両親や妹、県外から駆けつけたパパさんのお母さんが交代で長男のお世話をしてくれました。
長男はパパさんの隔離期間中は食事が喉を通らないこともありましたが、周囲のサポートでその期間を乗り越えたそうです。
「涙腺崩壊」の声が相次いだ長男との再会シーン
10日間に及ぶ隔離期間を経て、ついに長男と再会できる日が訪れました。
ママさんは、頑張った長男に一番に赤ちゃんを見せてあげたいと考えていました。
しかし、10日ぶりに会った長男の反応は予想外なものでした。
普段は「ママー」と甘えてくるはずが、どこかよそよそしく、うつむいてしまったのです。
その様子に驚きつつもママさんがそっと抱きしめると、長男は動かずに肩に寄りかかり、静かに泣き始めました。
その姿は、幼いながらに寂しさを我慢し、懸命に耐えていたことを物語っていました。
この再会の様子を記録した投稿には「涙腺崩壊」「お兄ちゃん、偉いね」といった多くの感動のコメントが寄せられました。
4歳と2歳になり「子育てが楽に」なった現在
あの涙の再会から月日が流れ、取材に応じてくださったママさんによると、現在長男は4歳・次男は2歳になりました。
当時、まだ赤ちゃんだった次男もすっかり大きくなり、長男はお兄ちゃんとしてさらに頼もしく成長しています。
ママさんによると、2人とも成長に伴い自分でできることが増えたため、当時の大変さと比較すると子育てがとても楽になったそうです。
かつては離れ離れで寂しい思いをした長男も、今は弟という相棒と共に、賑やかな毎日を過ごしています。
喧嘩もするけれど片ときも離れない兄弟の絆
兄弟の関係性について伺うと、弟である次男はお兄ちゃんの真似がしたくて仕方がない様子だといいます。
一方、お兄ちゃんである長男は、自分の遊びを邪魔されたくないという思いもあり、どうしても喧嘩になってしまうことが多いそうです。
しかし、喧嘩ばかりしているわけではありません。
ママさんは「いつもくっついて遊んでいます」と語っており、喧嘩をしながらも互いの存在を求め合う、兄弟ならではの強い絆が育まれているようです。
以前の記事でも、2人で抱き合ったり笑い合ったりしている様子が伝えられていましたが、その仲のよさは成長した今も変わらず、むしろ深まっている様子がうかがえます。
家族でいろいろな経験を…これからの願いと展望
最後に、今後の目標や願いについて伺いました。ママさんは特別な大きな目標を掲げるというよりも「このまま元気にすくすく育ってくれたらいいな」と、子どもたちの健やかな成長を一番に願っています。
また、ご家族はお出かけが大好きだそうで、お休みの日にはSNSなどで楽しいイベントを見つけて参加したり、自然と触れ合ったりすることを大切にしているといいます。
「いろいろな経験や体験をさせてあげられたらいいな」というママさんの言葉からは、子どもたちの好奇心を育み、家族の思い出を積み重ねていきたいという温かい思いが伝わってきました。
困難な時期を乗り越え、逞しく成長を続ける兄弟。
これからもたくさんの経験を通じて、笑顔あふれる日々を送っていくことでしょう。
提供元:@sayaka1638さん(Instagram)



