アレルギーと聞くと、食べ物や花粉を思い浮かべる人が多いかもしれません。
30代・専業主婦の女性も、かつては「自分には特に関係のないもの」だと思っていました。
ニキビ治療で処方された薬を使い始めて
出来事が起きたのは、女性が高校生のときでした。
ひどいニキビに悩み、
皮膚科を受診して処方された薬を使用。
当時は「病院でもらった薬だから安心」と、特に疑うこともなかったといいます。
お風呂で感じた、いつもと違うかゆみ
最初に気づいたのは、
自宅でお風呂に入っていたときでした。
首のあたりに、これまで感じたことのないかゆみが出たそうです。
その後、全身に蕁麻疹が出てきました。
「初めての症状でしたが、今思えば“体からのサイン”だったのかもしれません」
調べてみると、薬が合っていなかったことが分かった
その後の受診で、使っていた薬が原因の薬剤アレルギーだと分かりました。
特別に珍しいものではなく、「体質によって合わない場合がある」という説明を受けたそうです。
「まさか自分が、とは思いましたが、早めに分かってよかったと思っています」
それ以来、薬を使うときは少し意識するように
もともと肌が荒れやすい体質だった女性。
この経験以降、皮膚科に行かなくなったわけではありませんが、
薬を使う際には「以前、合わなかったことがある」と伝えるようになりました。
「必要以上に怖がるというより、一度立ち止まって確認するようになりました」
【専門家の見解】薬剤アレルギーは、事前に知っておくことで防げることも
Takushi clinic理事長の沢岻 美奈子さんに話を聞きました。
薬剤アレルギーは、誰にでも起こります。飲み薬、塗り薬、貼り薬どのようなタイプでもあります。
以前に使った時は、大丈夫だったけれど、今回は合わない、ということもあるので、処方を受けたお薬でも、体調に合わないときは、まず使用をやめて、その後の対応をしっかり相談をしましょう。
「自分には関係ない」と思っている人ほど
普段何気なく使っている薬や、
当たり前だと思っている医療行為も、
体質によって合わないことがある。
だからこそ、
少し違和感があったときに
「こんな例もあったな」と思い出せるだけでも、
十分なのかもしれません。
あなたが今使っているものは、
本当に“ずっと同じように使えるもの”でしょうか。
【監修者】沢岻美奈子 産婦人科専門医 Takushi clinic理事長
※本記事は、個人の体験談および専門家の見解をもとに構成しています。体の感じ方や原因には個人差があり、すべての人に当てはまるものではありません。
