子どもが成長するにつれて、少しずつ増えていくのが、親の目が届かない場所での経験です。そのひとつが、友だちの家でのお泊り会です。行かせてあげたい気持ちと、親としての不安の間で、判断に迷ったことがある人も多いのではないでしょうか。今回は、お泊り会をOKする・しない判断基準についてのアンケート結果を、ランキング形式で紹介します。
お泊り会をOKするために重視されている条件
お泊り会をOKするかどうかを判断する際、
親たちはどんな条件を重視しているのでしょうか。
アンケート結果をもとに、
判断材料として多く挙げられた項目をランキング形式で紹介します。
1位:親同士が面識・連絡先交換済み(86票)。
最も多かったのは、相手の親とすでに面識があり、
連絡先を交換していることでした。
何かあったときにすぐ連絡が取れる安心感を、
重視する家庭が多いようです。
2位:子どもが何度も遊びに行ったことがある家(71票)。
子ども自身が慣れている環境かどうかも、
大きな判断材料になっていることが分かります。
親がいない時間を過ごす場所として、
これまでの経験を重ねているかを気にする声が目立ちました。
3位:何かあればすぐ迎えに行ける距離(57票)。
距離の近さも、安心材料のひとつです。
万が一の体調不良やトラブルを想定し、
すぐに対応できるかどうかを重視する家庭が少なくありません。
4位:子ども本人が強く行きたがっている(32票)。
本人の気持ちを尊重したいという考えも、
判断基準として一定数見られました。
ただし、これだけで決めるのではなく、
ほかの条件とあわせて考える家庭が多いようです。
5位:事前にスケジュールやルールを聞ける(28票)。
就寝時間や過ごし方など、
事前に確認できることが安心につながるという声もありました。
親同士の事前のやり取りを重視する傾向がうかがえます。
6位:兄弟姉妹も一緒ならOK(4票)。
上の子やきょうだいが一緒であれば、
心理的なハードルが下がると感じる家庭も一部ありました。
7位:特に条件は気にしない(3票)。
条件をあまり設けず、
状況に応じて柔軟に判断している家庭も少数ながら見られました。
ランキングから見えてくる、お泊り会判断の傾向
ランキングを見ると、
子ども本人の気持ち以上に、
親同士の関係性や距離感といった、
安心して任せられるかどうかを重視する傾向が強いことが分かります。
お泊り会をOKするかどうかは、
ひとつの条件だけで決めるものではなく、
いくつかの要素を組み合わせながら、
家庭ごとに判断されているようです。
ランキング5位が決め手になった、ある家庭のエピソード
ここで、相手の親との信頼関係が判断の決め手になった、
ある家庭の体験を紹介します。
初めてのお泊り会に、親として感じた迷い
話を聞いたのは、40代・パート勤務の女性です。
小学3年生の息子さんがいます。
息子さんにとって、今回のお泊り会は、
初めて友だちの家に泊まる経験でした。
相手の家庭とは面識があり、
これまでにも何度か家を行き来したことはありました。
それでも、親がいない場所で一晩過ごすと考えると、
不安がまったくなかったわけではなかったそうです。
判断の後押しになった、事前のやり取り
女性が参加をOKする決め手になったのは、
事前に相手の親と連絡を取り、
夜の過ごし方や連絡方法を確認できたことでした。
無理に夜更かしはさせません。
何かあれば、すぐに連絡します。
そう伝えてもらえたことで、
この家庭なら大丈夫そうだと感じられたといいます。
帰ってきた息子の姿に感じた、小さな成長
お泊り会を終えて帰宅した息子さんは、
すごく楽しかったと満足そうに話してくれました。
出発前に自分で準備をしていた姿や、
落ち着いて帰ってきた様子を見て、
思っていたより成長していたと感じたそうです。
親が心配しすぎていた部分もあったのかもしれません。
正解はひとつじゃないからこそ
お泊り会をOKするかどうかは、
家庭の数だけ考え方があります。
ランキングと体験談から見えてくるのは、
多くの親が、
子ども、相手の家庭、自分自身の気持ちを行き来しながら、
その都度判断しているということです。
無理をせず、
それぞれの家庭に合った選択をすることが、
いちばん大切なのかもしれません。
※本記事のランキングは、ほ・とせなNEWS編集部が
2026年1月にインターネット上で実施したアンケート調査をもとに作成しています。
結果は個人の感じ方によるものであり、特定の価値観を断定するものではありません。
