「アウターの片付けが面倒くさい」ママがDIYした結果→SNSで大絶賛な完成品に「特許取れる」「天才」「我が家に欲しい」

「アウターの片付けが面倒くさい」ママがDIYした結果→SNSで大絶賛な完成品に「特許取れる」「天才」「我が家に欲しい」

玄関まわりの収納や動線づくりは、暮らしやすさを左右する大切な場所ですよね。
一級建築士のにこさん(@nico_smile_home)が、自身のInstagramにDIYしたコート掛けを投稿。
いったいどんな作品が完成したのでしょうか?

DIYに挑戦した理由とは

今回にこさんが挑戦したDIYは『フックが隠れるコート掛け』です。玄関に設置することで「花粉やウイルスを持ち込みたくない」「ハンガーに掛けるのが面倒」という悩みに寄り添っています。

フックが隠れるコート掛け(@nico_smile_homeさんより提供)
ハンガーに掛けるのが億劫なコート(@nico_smile_homeさんより提供)

昔から、家のことを考える時間が好きだったというにこさん。チラシの間取りを眺め、より快適に暮らす方法を考えるのが好きでした。

玄関にも馴染む薄さ(@nico_smile_homeさんより提供)

そんなにこさんが、本格的にDIYを始めたのは今年5月。お子さんが友達の家に遊びに行く機会が増え「もっとオシャレな家がいい」と言われたことがきっかけになりました。

以前から直したい気持ちはあったものの、なかなか取り掛かれず、お子さんの言葉をきっかけに思い切って着手したといいます。

DIYに挑戦(@nico_smile_homeさんより提供)

木の触り心地までこだわった制作ポイント

今回話題になったコート掛けは、合わせて1日ほどで制作可能とのこと。使ったのは、杉の角材や鬼目ナット、寸切りボルトとソリッドカラーです。

木材をカットしてヤスリがけし、ソリッドカラーで塗装。鬼目ナットに寸切りボルトを取り付け、木材を組み合わせたら裏板をつけて完成です。また、下地がなくても壁に取り付けられる方法も紹介。費用は全部でおよそ5,000円ほどでできたそうです。

服を掛けるアイテムのため、ヤスリがけでは手触りを何度も確認しながら丁寧に仕上げたとのこと。また、木材の長さを均一に揃えるよりも、あえて段差をつけてデザインとして活かす工夫を取り入れました。

ヤスリがけ(@nico_smile_homeさんより提供)

完成した瞬間は「できた!」という達成感が大きく、家族からは「飾り?」と不思議そうに声をかけられたといいます。しかし玄関に取り付けた途端、一気に空間が整い、使いやすさもアップ。想像以上の変化を生み出したアイデアに称賛が集まりました。

これからも“好きな家”をつくるために

既製品にも似たデザインはあるそうで、今回の反響は予想していなかったにこさん。作り方を知りたいという声が多く、動画化する際はより丁寧に作ろうと意識しました。

裏板を取り付け(@nico_smile_homeさんより提供)

今後も、家全体を自分や家族の好みに近づけるため、DIYを継続したいとのこと。キッチンを改造しながら、ダイニング、子ども部屋、トイレ、洗面、寝室など、手を加えたい場所はまだまだたくさんあると話します。
コメントには「我が家にほしい」「天才やん」「特許とってどこかに売り込んだらいい」などの声も。
建築士としての視点と、生活者としての実感が混ざり合ったアイデアは、今後も多くの人の暮らしのヒントになりそうですね。

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