繊細なカットが施された美しい切子ガラス。その琥珀色の輝きに心を奪われる人も多いでしょう。切子ガラス作家の@tomokirikoさんが、切子ガラスをXに投稿。いったいどんな作品が完成したのでしょうか?
プリンのようなガラスに繊細な模様を
今回話題となった投稿は、プリンのような琥珀色のガラスに繊細な模様を施した作品。繊細なカットが光を優雅に散らし、透明感の中に温かな琥珀色が浮かび上がる、気品あふれる仕上がりです。
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こちらの作品について、@tomokirikoさんは「制作時間は正確に測っていませんが、デザインを決めるまでに数日、決まってからは完成まで単純な時間のみで3日ほどです」と教えてくれました。
工程の都合で、実際はもう少し時間がかかるそうです。制作でこだわっている点については、どの作品も元々のガラス素材の魅力を最大限に引き出すデザインを心がけているといいます。
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ヴェネチアングラスとの出会いから始まった道
@tomokirikoさんが切子ガラスの道へ進むきっかけは、高校時代の美術館訪問でした。絵を描くことが好きで美術系の高校へ進学し、絵画の授業の一環で美術館を訪れた際、チラシに惹かれて観たヴェネチアングラス展に心を奪われます。
そこでガラス工芸に興味を持ち、次第に切子ガラスへと惹かれていきました。
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作家として活動を始めた当初はバイトを掛け持ちするほど大変だったものの、現在は専業で制作に専念できているといいます。
SNSに支えられながら技術向上を目指して
投稿に多くの反応が寄せられたことについて、@tomokirikoさんは「作家として活動を始めてからとてもSNSに支えられているので『いつもありがとうございます』という気持ちです。多くの方に綺麗だと思ってもらえるのは何より嬉しいです」と感謝の気持ちを語ってくれました。
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@tomokirikoさんは、今までに制作した作品について「アクセサリーは多くの方から好評で、切子ガラスを外でも楽しめるので作って良かったなと思います」と振り返ります。
「グラスなどは吹きガラスの方に素材を作っていただいたものをカットしているのでそれぞれ1点ずつが特別な存在です」と、一つひとつの作品への思いも明かしてくれました。
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今後について@tomokirikoさんは「全国各地で展示イベントができたらなと思っています。技術向上のために大物作品にもどんどん取り掛かりたいです」と意気込みを話します。
繊細な技術と素材への深い理解から生まれる@tomokirikoさんの切子ガラス作品。投稿には「えっーーーw」「こだわり強そう」との声も。
一つひとつに込められた思いとこだわりが、多くの人の心を魅了し続けるのでしょう。@tomokirikoさんの今後の活動と新たな作品に期待が高まります。
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