池のほとりに3ヶ月繋がれていた柴犬。保護から9ヶ月…現在の様子に「幸せになってほしい」「涙涙でした」「これから幸せになろうね」

池のほとりに3ヶ月繋がれていた柴犬。保護から9ヶ月…現在の様子に「幸せになってほしい」「涙涙でした」「これから幸せになろうね」

長く過酷な状況に置かれていた一匹の犬が、新しい家族と出会い、安心を取り戻しながら日々を重ねていく。@ryu_ryu_7105さんが、そんな心温まる愛犬との一部始終をInstagramに投稿すると「幸せになってほしい」「涙涙でした」などのコメントが寄せられ、話題となっています。
投稿者さんに話を聞きました。

SNSで見た1枚が導いた『縁』

龍くんは現在2歳半の男の子。実は池のほとりに繋がれたまま、長くひとりで過ごしていた過去があります。

保護主さんに救われた後、新たな家族を探しているところ、偶然Instagramでその投稿を目にしたという投稿者さん。そこに写っていた龍くんの姿が、先代の柴犬とあまりにも似ていたことから、強く心を動かされたそうです。

飼い主さんのもとへ(@ryu_ryu_7105さんより提供)

そして初めて対面したとき、龍くんは車から飛び降りるとすぐに飛びついてきたそうで、その瞬間に実際の姿を目の当たりにした感激が込み上げたといいます。

飼い主さんたちと初対面(保護主meguさんより提供)

少しずつ育つ距離感

トライアル期間は、先住猫との相性を確かめながら進んでいきました。龍くんはサークルの中では穏やかに過ごしていたものの、先住猫は当初強く警戒し「シャー」と声を上げるほど緊張した様子。その後、日を追うごとに少しずつ距離が縮まり、最終的には受け入れてくれたといいます。

はじめての場所に若干緊張気味(@ryu_ryu_7105さんより提供)

家族として迎えた現在、走り回る姿と大好きなドライブ

正式に迎えてからの龍くんは、ご主人の事務所兼寝室に置かれたサークルで、先住猫と一緒に暮らしています。自宅では手作りのドッグランを整備している最中で、芝張り作業の間も、ロングリードで元気に走り回っているそうです。

お迎え当初の様子(@ryu_ryu_7105さんより提供)

また、龍くんとどんな思い出を作っていきたいかについて、投稿者さんは「車が大好きなので、色んな所にドライブに行きたいです」と語ってくれました。

つらい環境に置かれていた龍くんが、今は家族とともに穏やかで充実した日々を送っています。
初めて会った瞬間、少しずつ縮まっていった距離、そして今ドッグランを駆け回る様子すべてが、龍くんが新しい人生を歩き始めた証でもありました。
取材元:@ryu_ryu_7105さん(Instagram)

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