娘と友達「まだ一緒にいたい!」急遽泊まることになった日… →母が即興で用意した“モノ”に「いいお母さん」「素敵」

娘と友達「まだ一緒にいたい!」急遽泊まることになった日… →母が即興で用意した“モノ”に「いいお母さん」「素敵」

30代でパート勤務をしている佐藤さん(仮名)は、10歳と7歳の娘を育てる母親です。
ある夏休みの日、思いがけない展開で、にぎやかな一夜を過ごすことになりました。

「えっ、急に泊まるの?」子どもたちのおねだりで決まった一夜

その日、佐藤さんの娘たちは、佐藤さんの幼なじみである友人の子どもたちと遊んでいました。

別れ際になっても「まだ一緒にいたい!」と子どもたちのおねだりが止まらず、急きょその夜泊まることが決定。

「まさか今日泊まることになるとは思わず、まず“ご飯をどうしよう…”と慌てました。自分の子ども2人、友人の子ども2人、さらに夫婦2人。カレーだとありきたりだし、どうしたらみんなで楽しめるか悩みました」

思いついたのは“夏祭り作戦”

佐藤さんが考えたのは「家で夏祭りをしよう!」というアイデア。

暑さで外に出られないこともあり、家の中で雰囲気を楽しむ工夫をしました。

「冷凍枝豆をお皿に広げたり、たこ焼きはレンジで温め、焼きそばはフライパンいっぱいに作って野菜をたっぷり入れました。メニュー自体はシンプルですが、“お祭り”という雰囲気で楽しんでくれるかなと思ったんです」

大喜びの子どもたちと心温まる気遣い

子どもたちは「夏祭りだ!」と大喜び。ご飯の合間には簡単に作ったくじ引きや宝石すくいも用意し、遊びと食事がひとつになって大盛り上がり。

さらに驚かされたのは、友人の子どもたちの行動でした。
「食べ終わったお皿を何も言わなくても下げてくれて、『ありがとう』と声をかけてくれたんです。なんていい子たちなんだろう、と本当に嬉しくなりました」

素敵なお母さんの対応

急な宿泊に最初はバタバタしましたが、結果的に子ども4人が過ごした夜は、特別な夏の思い出となりました。

「大変ではありましたが、子どもたちにとって“忘れられない夏”になったようでよかったです。私自身も、家族や友達と一緒に工夫すれば、どんなハプニングも楽しい思い出に変えられると実感しました」

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