フィギュアを集めるのが趣味の大学生。1年後…まさかの卒業制作に「店舗で販売してほしい」「すごすぎる!」「尊敬します!」

フィギュアを集めるのが趣味の大学生。1年後…まさかの卒業制作に「店舗で販売してほしい」「すごすぎる!」「尊敬します!」
3Dは独学で勉強(@koook1lさんより提供)

大学の卒業展示に向けて、一からフィギュアを制作するというこれまでの人生で最も大きな挑戦をしたKou(@koook1l)さん。

そんなKouさんが一から完成させるまでの工程をTikTokに投稿すると「すごすぎる!」「尊敬します!」「店舗で販売してほしい」などのコメントが寄せられ話題となっています。

今回は、制作者で投稿者でもあるKouさんに話を聞きました。

フィギュア制作を始めたきっかけ

卒業制作に取り組むにあたり、テーマは「自分の趣味嗜好を反映させること」と「新しい挑戦」。
もともとフィギュアを集めることが趣味だったKouさんは、その想いを形にしたいとフィギュアを一から制作しようと決意。

まずはキャラデザから(@koook1lさんより提供)

この挑戦は、約1年に及ぶ大きな取り組みになりました。
初めての試みで不安もあったそうですが、だからこそ強い思い入れが込められた作品になったと力強く話してくれました。

約1年の制作と苦労

制作は大学4年生に進級してから始まり、とくに大変だったのはフィギュアの型の出力だったそうです。

3Dは独学で勉強(@koook1lさんより提供)

Kouさんは3Dの授業経験がなく、すべて独学で学ぶ必要がありました。
そのため、専門知識のある方に教わったり、ゼミの先生から助言を受けたりしながら進めたそうです。
すべてが初めてで困難も多かったものの、新鮮さや楽しさも同時に感じられた経験だったと振り返ります。

3Dプリンタで出力した型(@koook1lさんより提供)

ようやく完成!その反響、そして今後は…

そして、ようやく完成したのは卒業展示当日の朝。
そんな渾身のフィギュアは多くの来場者に見てもらえ、驚きや称賛の声を受けたそうです。

塗装ももちろん自身で行います(@koook1lさんより提供)

ゼミの仲間や先生も完成を喜び、両親からの「よく頑張ったね」という言葉も胸に響き、そのときようやく「完成してよかった」と実感したといいます。

投稿のコメント欄には多くの反響が寄せられていました。
そんな反響を受け、今後は即売会やオンライン販売を通じて自身の作品を届けていきたいと考えているKouさん。

卒業展示設営完了!(@koook1lさんより提供)

将来的には独自のデザイン性とブランドを持つ存在を目指したいという目標も立て、作品づくりを通してこれからも挑戦を続けていくそうです。

完成したのは卒業展示当日の朝(@koook1lさんより提供)

大学での卒業制作を通じて、一からフィギュアを完成させた経験は、Kouさんにとって大きな挑戦であり、多くの学びにつながりました。

KouさんはXのアカウント【@koook1L】でも、イラストやデザインに関する投稿をしています。
これからも新たな作品づくりを続けながら、独自の世界観を持つ存在を目指す挑戦は続いていくことでしょう。

この記事の写真一覧はこちら