息子からの「ママ聞いて」が最後かも…と思った話に「分かります」共感の声

息子からの「ママ聞いて」が最後かも…と思った話に「分かります」共感の声
「ママ聞いて」最後かも。①(@anko_desuyoさんより提供)

子育てをしていると、ついつい「ちょっと待っててね」と子どもを待たせてしまうことはありませんか?子どもの相手をしなくちゃと思いながらも、手が離せないときがあることも。

今回は、Instagramに育児漫画を投稿されているあんこ(@anko_desuyo)さんが、息子さんの話をすぐに聞いてあげられなかったときのエピソードをご紹介します。
思わず胸がぎゅっと締め付けられてしまうような、母の思いが伝わるお話です。

息子さんとのやり取りについて、あんこさんにお話を聞きました。

「ママ聞いて」の息子さんの思いとは?

ある日あんこさんは、いつものように息子さんに話しかけられます。しかし、その時あんこさんは、別室で仕事に没頭していました。息子さんが来ているのはわかっていながらも、あと少し終わるまでやりたい!という気持ちから、パソコンから一度も目を離さずに、相槌を打ってしまっていたそうです。

ママ聞いて③
ママ聞いて③

すると、「ママ、聞いてる?」とあんこさんから離れようとしていた息子さん。

ママ聞いて⑥
ママ聞いて⑥

息子さんはとても心優しく、やんちゃで元気いっぱいの、ザ・男の子という感じであまり細かいことを気にしないタイプとのこと。なので、普段仕事や家事の途中に話しかけられて「後でにしてくれる?」と言ってしまっても、特に顔色変えず他の遊びに夢中になりケラケラ笑っているように見えていたそうです。

ですが、この日の息子さんは悲しそうにがっかりした表情をしていて、トボトボとドアから出ていく寸前まであんこさんをじっと見ていました。

その傷ついた顔に驚いたあんこさんは「待って待って!」と呼び止めます。「ごめんね」と抱きしめて謝ると、息子さんはすぐに「いいよ」と笑ってくれました。そしてあんこさんは、「もう一回話してくれない?」と息子さんを膝に座らせ、目をきちんと見てお願いしたそうです。

ママ聞いて⑦
ママ聞いて⑦

すると、いつも通り話をしてくれた息子さん。息子さんの話は重要なものというわけではありませんでしたが、聞いてあげた後の息子さんの顔を見て、重大なミスをしそうだったような怖い気持ちになったとのことでした。

その後の息子さんは、特に変わりなく何度も呼びかけられたり甘えられたり…と普段通りの様子だったそうです。

投稿のきっかけは?

こちらのエピソードを投稿しようと思ったきっかけについて、次のように話してくれました。

「わたしはいつも自戒の念を込めて投稿にすることが多いです。 InstagramなどのSNSを見ていると、『子育てはこうすべき』『こんな育児はダメ』と、正論や母親を追い詰める言葉ばかりが並んでいて苦しいような気がして。 私はとにかく毎日失敗ばかりだし、子どもたちにも心配されるほど抜けているし、さらに『子ども優先な母親』なんて、全くできていない。感情的に怒ってしまうことだってあります。でも、子どもたちのことを心から大切に思っていて、それぞれを尊重し見守り、ひとり立ちするまで守り抜きたいと思っています。そんな、ありのままの自分をさらけだすことで、こんなに出来てないけど割と元気になんとかやってる母親がいる、ということを発信したくて書きました」

ママ聞いて⑩
ママ聞いて⑩

ありのままのあんこさんの子育てエピソードに救われているお母さんたちはきっと多いことでしょう。今回の投稿には、「わかります」「心当たりしかない」など共感のコメントが寄せられていました。

あんこさんはこれらのコメントに「いつも、わたしはダメなところを発信すると共感していただけて、心強いなと感じています。また、コメント欄を読んで安心したと言っていただけることもあるので、発信を続けていて良かったなと思います」と話していました。

子育てで心掛けていることは?

最後にあんこさんは、子育てで心掛けていることを教えくれました。

「子どもの前で正直でいること、たくさん話すこと、よく観察することですかね。自分の心に嘘をつくと、人生は楽しくなくなってしまうと思うので、まずはそれを親の私が見せたいなぁと思って毎日必死にもがいています。
それは子ども対親、だけでなく夫婦間でもそうです。少し前に夫婦喧嘩が増えてしまった時期があったのですが、その時もそれぞれの子どもの理解度に合わせて説明したり。ママはパパと一緒にいたいから、今わかり合いたくて一生懸命話し合いをしているんだよ。と、当たり前のことかもしれませんが詳しく状況を説明するなどしました。
普段から外との関わりやニュースなど、何か身の回りのトピックに対して、私自身がどう感じたのかなどを話すようにしています。そうすることで、7歳と5歳の二人はすでに自分だったら…と思考を巡らせて返してきてくれたりします。その会話がとても楽しくて。成長を感じます。
観察に関しては、それぞれの子を観察してちょっとアプローチを変えてみたりすることが好きで。少しのことでも意識的に変えると、その子に大きな変化が出たりとか。ぐん!と急成長が見られたり。情緒面でも、表情や言動を見ていると気付けることが多いので、その子にとってのポイントで介入してあげられるよう、普段から注意深く観るようにしています。 (なんだか偉そうに聞こえてしまったらすみません…)

思うようにいかないのが子育て。正解がないからこそ、どうしたらいいのか悩みますよね。でもそんなとき、同じように子育てを頑張っているあんこさんの投稿は、とても心強く感じますね。

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