ミミズが土の中で活躍することで、植物の栽培にも役立つ土が生まれることをご存じでしょうか。
@tougefarmさんが、身近な素材をシマミミズの餌として活用し、黒土(シマミミズコンポスト)を作る様子をXに投稿し、136万回表示され話題になっています。(2026年10月現在)
いったいどんな方法なのでしょうか?
シマミミズを養殖し、黒土を生産
シマミミズの養殖・販売を行う「峠ファーム」を夫婦で運営している@tougefarmさん。今後販売する商品のイメージとして撮影した黒土の写真を投稿しました。

実は、この黒土はシマミミズが作り出したもの。黒土ができるまでには、まずダンボールや雑草、枝木などを混ぜ、発酵させてシマミミズの餌を作ります。
こうして作った餌をシマミミズが食べ、糞として排出したものを養殖層から取り出すことで、3ヶ月後には黒土として活用できるそうです。
シマミミズを育てる事業
シマミミズによる黒土の採集は2024年から実験を重ねており、採集した黒土を使って野菜を育てるなど、シマミミズの働きを紹介する取り組みも行っています。
シマミミズを用いた事業は、障がい者支援のNPO「峠工房」から派生したとのこと。現在は、奥さんがシマミミズ農場の整備を主に担い、旦那さんも介護職員初任者研修の講師を務めながら事業を進めています。
今後は、シマミミズを利用した黒土の生産を、一般的な就労支援事業とは別の事業として育て、会社化後に障がい者雇用を積極的に行っていく事業方針を立てているそうです。
シマミミズの黒土で野菜を栽培
峠ファームでは、シマミミズが作った黒土を使って野菜や花も育てています。化成肥料や農薬を使わず、黒土を古土に3割程度混ぜたり、追肥を兼ねた増し土として加えたりしているとのこと。
また、黒土を水に溶かした「コンポストティー」も活用しています。
ただし、一般的な農法を否定するものではなく「家庭菜園の規模であれば、シマミミズの黒土を活用して植物を育てることもできます」という提案として発信しているとのこと。

また、都市部でベランダや小さな庭しかない人にも楽しんでもらえるよう、野菜の栽培にはあえて不織布プランターを使用。シマミミズの飼育にも不織布プランターを推奨し、ベランダほどのスペースでも野菜などを育てられることを伝えているそうです。
投稿には「最高級品ですね」「ミミズ売ってください」「奇跡の生物だわ…」のような声も寄せられていました。
今回の投稿をきっかけに、シマミミズが作る黒土に興味をもった人も多いかもしれませんね。
提供元:@tougefarmさん(X)

