子どもの頃、貯めたお小遣いを何に使っていましたか?欲しいものに使った人も、家族や友人へのプレゼントに使った人もいるでしょう。
@tsuna_kakeiさんが、貯めたお小遣いを数える息子さんの様子をInstagramに投稿。いったいに使ったのでしょうか…?
貯めたお小遣いは妹さんの誕生日プレゼントに
投稿には、5歳の息子さんが貯めたお小遣いで2歳の妹さんの誕生日プレゼントを買う様子が収められています。息子さんは、妹さんへのプレゼントを1ヶ月ほど前から楽しみにしていました。


“ぷれぜんと”と書かれた貯金箱からお金を出して数えた後に“2,871(円)”と書いたメモを持って、@tsuna_kakeiさんと一緒に妹さんのプレゼントを買いに行きます。お会計は、2,750円でした。

誕生日当日、ワクワクした様子で妹さんに見つからない場所からプレゼントを持ってきて渡す息子さん。妹さんは、プレゼントの中身を見る前から大喜びで飛び跳ねます。

お目当てのものは買えませんでしたが、開封後も妹さんは喜んでいました。
息子さんに合わせた段階的なマネー教育
自分の貯金で妹さんのプレゼントを買う息子さんを見て、@tsuna_kakeiさんは「“お金は自分や周りを豊かにする道具”という教育が伝わっていると感じ、嬉しかった」と話しています。
@tsuna_kakeiさんはマネー教育の勉強をした際、目的別にお金を分ける“4つの貯金箱”の考え方を知ったといいます。
具体的には「Save (貯蓄・ためる)」「Spend (消費・つかう)」「Donate (寄付・ゆずる)」「Invest (投資・ふやす)」の4種類。
息子さんは4歳から貯金を始め、まずは“自分のお金”用の貯金箱を持たせました。その後、2つ目として“プレゼント”の貯金箱を増やし、1つ目の貯金箱を“使う”と“貯める”に分けて、現在は3つの貯金箱を運用していることを教えてくれました。

プレゼントの貯金箱は寄付の前に、大切な人のためにお金を使う経験をさせることが目的だったそう。息子さんがもう少し大きくなったら、しばらく使わないお金を育てる“投資”について伝える予定であることも教えてくれました。
同じ後悔をしないために…
自身の過去を振り返り、@tsuna_kakeiさんは「私は社会人時代にお金の知識がないことで苦労し、学んでからは“もっと早く知っておきたかった…”ととても後悔しました」と明かしてくれました。
子どもたちにお金の知識を身につけてほしい一方で、お金だけで幸せは得られないとも話しています。今後は、お金の教育を通して“思いやりの気持ち”や“自分で考えて選択する力”を身につけて、自分だけの充実した人生を送ってほしいと語り、コメントには「泣いちゃう」「感動しました」「お金の使い方が素敵」などのコメントが寄せられていました。
@tsuna_kakeiさんの教えが、これからも子どもたちの人生の支えになっていくことでしょう。
