半紙の片隅に筆ならしとして描かれた絵…。思わず手を合わせたくなった人は多いことでしょう。@aiaratanozomuさんが、次男さんの絵をThreadsに投稿すると「稀有な才能です」「名前書くより難しいと思う」「ご利益ありそう」などのコメントが寄せられ、話題になっています。いったいどのような作品だったのでしょうか。
@aiaratanozomuさんに話を聞きました。
字を書く前の筆ならしで…

母が子を思うような慈愛に満ちた表情…。投稿された写真には、見事な観音様が描かれていました。
この日、@aiaratanozomuさんはご祝儀袋に名前を書いてほしいと次男さんにお願いしたそうです。
筆と練習用の半紙を渡された次男さんが、さらさらと筆を走らせ描いたのが観音様でした。@aiaratanozomuさんは「すてき!」と思わず写真に収めたのだとか。

かかった時間はわずか5分ほど。
@aiaratanozomuさんは「筆と墨を用意したら、一筆書きのように筆慣らしですらすらすらと描いてくれた観音様」とコメントを添えてThreadsに投稿。ご祝儀袋を用意する、ほんのひとときの出来事でした。
美術大学の大学院で彫刻を専攻
次男さんは、現在、美術大学の大学院に通う24歳。彫刻を専攻しており、普段は彫刻に関連するエスキース(構想段階の立体スケッチ)を多く描いているといいます。

観音様が描かれたのは実は数年前、当時まだ学部1年生のときでした。投稿のきっかけは、次男さんのグループ展のためのポストカード用画像を探していたところ、この絵が出てきたことだといいます。

「懐かしくて投稿しました。まさかこんなに反応があるとは…」と驚く@aiaratanozomuさん。一方で、次男さんは「軽い気持ちで描いたので、ちょっと恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべていたそうです。

母からのエール
@aiaratanozomuさんは、次男さんの今後について「好きなことに全力で取り組める環境にいられることに感謝して、たくさん学び、吸収し、素敵な作品を作り続けてほしい」と語ってくれました。
何気なく描かれた観音様の絵が、多くの人を驚かせた今回の投稿。
これからも、才能豊かな次男さんの創作活動が楽しみですね。
