結婚式直前、指輪を紛失した男性。しかしその後の予想外の展開に「日本も捨てたもんではない」「感謝の気持ちでいっぱい」

結婚式直前、指輪を紛失した男性。しかしその後の予想外の展開に「日本も捨てたもんではない」「感謝の気持ちでいっぱい」
見つかった結婚指輪

文化や言葉は同じでも、子どもの視点は時に私たち大人に大きな気づきを与えてくれます。

そんな中、今回「ハッとした!」と語るのは、30代の男性会社員です。

結婚式を目前に失くしてしまった結婚指輪と鍵が、まさかの形で戻ってきた心温まるエピソードについて、お話を伺いました。

結婚式直前!大事な指輪と鍵を失くして冷や汗

結婚指輪と鍵を失くしてしまったのは、結婚式を間近に控えたある日のこと。

大事な結婚指輪なのでなくさないようにと、奥さんの分も合わせて家の鍵と一緒に入れていたキーケースを、普段からポケットに入れて持ち歩いていたそうです。

その日も自転車に乗って移動していましたが、家に帰って鍵を開けようとした時に、キーケースがなくなっていることに気づきました。

「ものがものなだけに大変なことをしてしまったという焦り」を感じ、「できるだけのことはしないといけない、希望は捨てないようにしようと思いました」と当時の心境を語ります。

「家に入れない!」途方に暮れたが…

キーケースを失くしたことに気づいた後は、家に入ることもできないためまずは来た道を戻りつつ、交番を目指しました。

道中を探しても見つからず、途方に暮れていましたがそうこうしている間に、拾い届けてくれた方がいたようで、交番で無事にキーケースを受け取ることができたのです。

「本当に嬉しくてほっとしました」「届けてくださった方への感謝の気持ち胸が一杯になりました」と、その時の喜びを振り返ります。

「日本も捨てたものではない」心の底から感じた感謝の気持ち

この出来事を通して、「日本も捨てたものではないということ」を心の底から感じたと言います。

また、今回の経験から、「大事なものをポケットに入れて自転車に乗ってはいけないこと」や、「持ち出す機会自体を最小限にしないといけない」と、貴重品の管理に対する意識も改めたそうです。

結婚指輪と鍵という大事なものを失くしてしまった焦りから一転、見知らぬ人の善意によって救われた結末に。

人の温かさを感じさせるエピソードでした。

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