陶芸をする女性 →その後、完成したまさかの作品に「天才」「めちゃくちゃ可愛い」

陶芸をする女性 →その後、完成したまさかの作品に「天才」「めちゃくちゃ可愛い」
円形の器の底を一部くり抜いているところ(@hokihoki_123さんより提供)

お弁当箱の形をした陶器の食器があったら…ワクワク楽しい世界が広がりました。@hokihoki_123さんが、お弁当箱風の食器を作る過程をTikTokに投稿すると「毎度センスが天才」「めちゃくちゃ可愛い」などのコメントが寄せられ、話題になっています。@hokihoki_123さんに話を聞きました。

「いつもの食卓をもっと楽しくしたい」との思いから誕生

普段、陶芸で器を作っているという@hokihoki_123さん。

これまでは『器=食卓で使う形式のもの』という固定観念にとらわれがちだったそうですが「少しだけ特別感やワクワク感を添えられる器があってもいいのでは」と感じたといいます。

お弁当箱の形に成形(@hokihoki_123さんより提供)

そんな思いから着想を得たのが、昔から好きだった『お弁当の時間』。
「陶器のお弁当箱という形で表現すれば、いつもの食卓がもっと楽しくなるかもしれない」と思いました。

蓋の部分(@hokihoki_123さんより提供)

遊び心あふれる陶器の弁当箱

動画は、まだ完全に乾いていない円形の器をお弁当箱に成形する場面から始まります。完成品は黄色を基調とした仕上がりに。蓋にはトマトやスマイルマークの模様が描かれ、中央のツマミ部分はおにぎりになっていました。

成形が完了した容器と蓋(@hokihoki_123さんより提供)

作品について@hokihoki_123さんは「とても可愛くできあがったと思います。作った甲斐がありました」と話します。
「自分用はもちろん、人に提供することも考えて作りました。お弁当の時間が好きだった多くの方に届いたら嬉しいです」とのことです。

おかずを盛ったところ(@hokihoki_123さんより提供)

動画では実際に、おにぎりやトマトなどの食材が盛りつけられていました。スマイルマーク型にくり抜いたおかずも添えてあり、蓋を開けたときに「同じものが入ってた!」と笑顔になります。

お気に入り作品『豚のポット』は10万いいねを獲得

@hokihoki_123さんが陶芸を始めたきっかけは、大学時代に陶芸部に入部したことでした。

食器や花瓶など、陶器は生活に自然と溶け込む存在だからこそ「日常的に使うものを自分の手で作ってみたい」と思ったそうです。

豚のポット(@hokihoki_123さんより提供)

これまでに制作した作品で、最も印象に残っているのは『豚のポット』なのだとか。

「豚の鼻をポットの注ぎ口として作りました。見た目の可愛らしさと実用性を兼ね備えているところが気に入っています。」と@hokihoki_123さん。

「牛乳を入れて注ぐと“鼻から牛乳〜”そのもので笑えます」と、説明してくれました。

この作品をTikTokに投稿したところ大きな反響を呼び、10万以上のいいねを獲得したとのこと。
「みなさんに“面白可愛い”を提供できて嬉しいです」と@hokihoki_123さんは振り返ります。

陶器の地球儀でオリジナルの世界を!

「今後も、日常にかわいさや遊び心を込めた作品を作っていきたい」という@hokihoki_123さんが、現在最も挑戦してみたいのは地球儀だといいます。

「自分で地図を描いて、オリジナルの世界を表現したいです。そこには、現実世界とは異なる形の平和や自由な想像が広がっていてもいいのかなと。そんな思いも込めて、陶器で形にしてみたいのです」と締めくくりました。

お弁当箱型食器の完成品(@hokihoki_123さんより提供)

今回の投稿では、陶器のお弁当箱という発想とその出来栄えに多くの称賛が集まりました。これからも@hokihoki_123さんの手から生まれる“面白可愛い”作品が、私たちの暮らしに彩りを添えてくれることでしょう。

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