幼い弟と、そんな弟を優しく見守る年の離れたお姉ちゃん。
2人の間に流れる穏やかで少しユーモラスな時間は、見る人の心をじんわりと温めてくれます。
2024年11月、公園のベンチで「どっちが隣に来るか」という可愛らしい駆け引きを繰り広げた、17歳の姉といっくん(当時3歳)の体験談は、YouTubeで大きな反響を呼びました。
あれから約1年3ヶ月、高校生だったお姉ちゃんは新たな進路を歩み出し、いっくんも年中さんへと成長しています。
今回は投稿者の@Itukinchiさんに、その後のご家族の様子を詳しく伺いました。
「ここは動かない」譲れない戦いが生んだ、3歳弟のとった行動とは

かつて話題となったのは、14歳差という年の離れた姉弟の微笑ましいやりとりです。
普段は何事もお姉ちゃんがいっくんに譲ることが多いそうですが、この日は少し様子が違いました。
ベンチに座るお姉ちゃんがいっくんを「隣においで」と呼び寄せますが、いっくんは「お姉ちゃんがこっちに来て」と譲りません。
お互いに「動かない」と一進一退の攻防が続く中、いっくんが取った行動は、大人たちを驚かせるものでした。
「やるな!」とママも感心、第2のママが見守る深い絆
いっくんは一度ベンチから降りると、お姉ちゃんの元へ歩み寄り、彼女を自分が座っていた場所へと物理的に押し動かしたのです。
この「一枚上手」な解決策には、撮影していた@Itukinchiさんも思わず感心。
最終的にはお姉ちゃんが折れる形で、2人は仲よく並んで座ることができました。
お姉ちゃんはいっくんが療育に通っていた時期も、根気強く言葉を教えるなど「第2のママ」のように寄り添い、末っ子であるいっくんを大切に見守ってきました。
専門学生になった姉と年中さんの弟
月日は流れ、当時の動画で高校生だったお姉ちゃんは現在、専門学校に進学して絵の勉強に励んでいます。
来年には成人式を控えており、最近は振袖を見に行くなど、大人への階段を着実に上っています。
一方のいっくんは幼稚園の年中さんになり、お遊戯会を終えるなど「お兄さん」へと成長を遂げました。
今でも2人は家で一緒に遊んだり、公園に出かけたりと仲良しですが、@Itukinchiさんいわく、最近はいっくんも成長とともに自分の意思をはっきり示すようになり、以前ほどお姉ちゃんが全力で向き合う関係性からは、少しずつ変化しているようです。
「人の気持ちを大切に」優しさゆえに、姉が初めて見せた厳しさ
最近の大きな変化として、お姉ちゃんがいっくんを真剣に叱る場面があったといいます。
きっかけは、いっくんを慕ってくれる女の子に対するいっくんの態度でした。
照れや甘えがあるのか、冷たい対応をしてしまったいっくんに対し、@Itukinchiさんが注意を促していたところ、お姉ちゃんも「人の気持ちを考えられないこと」に対して、これまでにないほど厳しく言い聞かせたそうです。
普段はいっくんを可愛がってばかりのお姉ちゃんが、1人の人間として正しく育ってほしいと願って見せたその姿に、@Itukinchiさんも驚きつつ、姉としての深い愛情を感じたといいます。
家族が願うこれからの歩み
今後の目標について、お姉ちゃんは専門学校での学びを活かした就職を目指しており、いっくんは「素直に謝ること」や「他人の気持ちを思いやること」を少しずつ学んでいくことが家族の願いです。
動画には映っていませんでしたが、お姉ちゃんの母校に通うお兄ちゃんも含め、三姉弟が手を取り合って過ごす時間を、@Itukinchiさんは何よりも大切にしたいと考えています。
年の差があるからこそ、共に過ごせる限られた時間を慈しみながら、家族皆にいっくんを愛でる温かな日々は、これからも続いていきます。
提供元:@Itukinchiさん(YouTube)
