大好きな人が目の前に現れたとき、子どもが見せる真っ直ぐな反応は、見ているこちらまで幸せな気持ちにしてくれます。
2024年12月、当時生後7ヶ月だった娘さんが、おじいちゃんを見つけた瞬間の愛らしい姿を紹介しました。
あれから1年。
第二子の誕生という大きな変化を経て、おじいちゃんと娘さんの絆は今どうなっているのでしょうか。
現在の様子を詳しく伺いました。
ボール遊びより「じいじ」に夢中！生後7ヶ月で見せた絶対的な信頼関係
以前の記事で大きな反響を呼んだのは、自宅でボール遊びをしていた娘さんのもとに、大好きなおじいちゃんがやってきたときの一幕です。
おじいちゃんとは週に2回以上会う仲でしたが、このときは3〜4日ぶりの再会。
娘さんは、それまで夢中だったボールよりも、おじいちゃんの存在に釘付けになりました。
その様子を撮影していたお母さんのほのたくさん（＠honotaku39）さんは「ママよりじいじなの！？」と思わず突っ込みたくなったといいます。
しかし同時に、大好きな人をしっかり認識して喜ぶ娘さんの姿に、確かな成長を感じていたそうです。
おじいちゃんも、自分を見つめる孫の視線に目尻を下げて、とても嬉しそうに微笑んでいました。
絆を深めたのは生後5ヶ月の「お留守番」と実家での「卒乳」
2人の間にこれほど強い信頼関係が築かれたのには、理由がありました。
大きな転機は、娘さんが生後5ヶ月の頃。
ほのたくさん夫婦がテレビ番組の面接を受ける際、おじいちゃんが数時間つきっきりで子守りをしたことで、ぐっと距離が縮まったのです。
さらに、ほのたくさんに第二子の妊娠がわかり卒乳を決めたときも、おじいちゃんの存在が支えになりました。
娘さんは実家で1週間、おじいちゃんと一緒に寝ることで、寂しがることなくスムーズに卒乳を完了。
当時から「じいじじゃないと嫌だ」と言うこともあるほど、2人だけの特別な絆が育まれていました。
今も変わらぬ「じいじっ子」！環境の変化で見えた娘さんの心の成長
前回の取材から1年が経った今も、娘さんの「じいじ大好き」な気持ちは変わりません。
今でも週に一度はおじいちゃんの家にお泊まりに行くのがお決まりのコース。
約1年半前に生まれた下の子がいる自宅とは違い、おじいちゃんの家に行けば「自分の天下」だとわかっているようで、のびのびと過ごしているそうです。
この1年の間には、少し複雑な成長の跡も見られました。
ずっと1人で平気にお泊まりしていた娘さんですが、2歳半頃から半年ほど「ママも泊まる？」「ママが帰るなら帰る！」と、お泊まりを渋る時期があったのです。
ところが、あるときを境に再び「遊びに行ったら帰りたくない！」「お泊まりする！」と言うようになり、お泊まりブームが再燃したといいます。
祖父母との3人旅も！温かな愛情に包まれて育まれる自立心
おじいちゃん、おばあちゃんとの仲はますます深まり、最近では娘さんと祖父母の3人だけで県外へプチ旅行にも出かけるようになりました。
両家の祖父母からたくさんの愛情を注がれ、目いっぱい甘やかしてもらえる時間は、娘さんにとってかけがえのない心の栄養になっているようです。
ほのたくさん自身は、娘さんが1人でお泊まりに行く姿を見て少し寂しく感じることもあるそうですが「可愛い子には旅をさせろ」という気持ちで、娘さんの意思を尊重して見守っています。
ママに甘えたい時期を乗り越え、再びおじいちゃんとの時間を心から楽しめるようになった姿に、家族皆が温かく見守っています。
来春からは保育園へ！新しい世界へと一歩踏み出す未来への願い
おじいちゃんとの仲良しな毎日はこれからも続きますが、来年からは保育園への入園という新しい門出が待っています。
これまでは家族という温かな輪の中で過ごしてきましたが、これからは同世代の子どもたちとの集団生活が始まります。
ほのたくさんも「最初は親子で苦労するかも」と少し心配しつつも、娘さんの新しい挑戦を楽しみにしています。
「親が教えてあげられないことも、お友達との生活の中で自ら吸収して、人として成長してほしい」と語るほのたくさん。
おじいちゃんとの揺るぎない絆で育まれた安心感を力に、娘さんは一歩ずつ新しい世界へと踏み出していきます。
おじいちゃんには、これからも元気に長生きして、成長していく孫の姿をずっと見守っていてほしいですね。
提供元：＠honotaku39さん（Instagram）