「同じ…人?」「こんなに変わるの!?」身長144cmの女子高生が6年かけてダイエット。別人級の姿が話題になり…1年後の様子を聞いた

「同じ…人?」「こんなに変わるの!?」身長144cmの女子高生が6年かけてダイエット。別人級の姿が話題になり…1年後の様子を聞いた

理想の自分を目指して努力を続ける姿は、多くの人の心に勇気を与えてくれます。
2024年7月、SNSで驚きのビフォーアフターを公開し、7万件もの「いいね」を集めたさくらさん(@sakuratinn316)。(2025年12月現在)

あれから約1年5ヶ月、彼女が掲げたユニークな目標の現在地を追跡しました。

高校時代の何気ない一歩から始まった、6年間のボディメイク

 

高校時代のさくらさんは、放課後はすぐに帰宅して自宅でのんびり過ごすタイプだったといいます。
転機が訪れたのは高校2年生のある日のこと。何もしない時間がもったいないと感じたことや、当時彼氏がいなかったことをきっかけに「市営ジムでダイエットでもしよう」と思い立ったそうです。

ジムに通い始めた当初は、軽い筋トレと有酸素運動が中心でした。
しかし、同じジムに通う常連さんから「筋肉量を増やすと基礎代謝が上がって太りにくい体になる」というアドバイスを受けたことで、筋トレをメインに据えたメニューへと切り替えます。

そこから約3ヶ月が経過した頃、体に筋肉がついていく感覚を覚え、筋肉量を増やしていく過程に楽しさを見出すようになりました。

「セクシーなゴリラ」を合言葉に、生活の一部となったトレーニング

 

約6年にわたる継続的なトレーニングの結果、さくらさんの体つきは劇的な変化を遂げました。
筋トレはもはや食事や睡眠と同じくらい欠かせない生活の一部となり、部位ごとに細かく分けたメニューを毎日こなすストイックな日々を送るようになります。

脚の表側、脚の裏側とお尻、胸、腕、背中、肩と、日ごとにターゲットを変える徹底ぶりです。

この変化は自信に繋がり、外出の機会や人との出会いも増えましたが、一方で特有の悩みも生まれました。
かつてはXSやSサイズを着ていたものの、筋トレによって肩幅が発達したため、当時の服は着られなくなったといいます。

身長144cmのさくらさんにとって、肩幅に合わせたMサイズでは着丈が長すぎてしまうため、服選びにはかなり苦労していると当時語っていました。

大会出場を控え、ホームジムで己を磨き続けた「沈黙の1年」

前回の反響から約1年5ヶ月が経過し、現在のさくらさんはさらに自らの理想を追求する日々を送っています。
この1年間、彼女はボディメイクやパワーリフティングの大会には一切出場しなかったといいます。

華やかな表舞台に出る代わりに彼女が選んだのは、自身のホームジムに籠もってトレーニングに没頭することでした。

「セクシーなゴリラを目指す」という初志は揺らぐことなく、日々の鍛錬はより純度の高いものになっています。
周囲の評価や大会の成績を追うのではなく、自分自身が納得できる究極の体を作り上げるため、ストイックに鉄塊と向き合う日々を過ごしてきました。

筋肉質な体に憧れる女性たちへ届いた、さくらさんのメッセージ

SNSでの発信やメディアでの紹介を経て、さくらさんの元には多くの反響が寄せられています。
とくに大きな変化として、彼女と同じように筋肉質な体になりたいと願う女性たちから「筋肉質な身体に憧れ、私もジムに通い始めました」と声をかけられる機会が増えたそうです。

自身の変化をありのままに発信したことが、健康美や強さを求める女性たちの背中を押すきっかけとなりました。
当初は個人のダイエットから始まった活動が、今では多くの人のモチベーションを刺激する存在へと繋がっています。

さらなる高みへ。夢は「自分専用のさらに大きなジム」の設立

 

今後の目標について伺うと、さくらさんの視線はさらに先を見据えていました。
現在のトレーニング環境をより充実させるため、マシンの増設を希望していますが、現在のホームジムの広さでは限界を感じているといいます。

「今以上の身体を作るため、もっと大きい自分専用のジムを作るのが夢です」と語るさくらさん。
現状に満足することなく、理想の「セクシーなゴリラ」に近づくための環境づくりから着手しようとしています。

144cmの小柄な体に宿る力強い意志は、これからも止まることなく進化を続けていくことでしょう。

提供元:@@sakuratinn316

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