結婚式で、新婦のドレスに違和感。よく見ると……「素敵すぎ」「超大作で尊敬しかない」「心折れなかったのすごすぎる」

結婚式で、新婦のドレスに違和感。よく見ると……「素敵すぎ」「超大作で尊敬しかない」「心折れなかったのすごすぎる」

「自分たちらしい結婚式にしたい」という新婦の想いから生まれたのは、特別なウエディングドレスでした。
そんなドレスを着た様子を@mw_knittingさんがTikTokに投稿すると「素敵すぎます」「超大作で尊敬しかない」「心折れなかったのすごすぎる」などのコメントが寄せられ話題となっています。いったいどのようなウエディングドレスにだったのでしょうか…?

今回はこの投稿について話を聞きました。

「私たちらしさ」を大切にしたい

「こだわりを詰め込んで“私たちらしさ”全開の結婚式にしよう」と夫婦で決めていたという投稿者さん。

4年ほど前からコロナ禍を機に自宅で編み物をする時間が増え、バッグや帽子などを編んでいたそうです。自分たちらしい結婚式を思い描くなかで「ドレスを編んでみよう」と思いついたといいます。

手作りドレスをまとう投稿者さん(@mw_knittingさんより提供)
手作りとは思えないクオリティ(@mw_knittingさんより提供)

そこから、1年かけて糸選びからデザインまでこだわった特別なドレスを完成させました。

完成した瞬間には「可愛くなかったらどうしよう」という心配が杞憂に終わり、理想通りに仕上がったことに安心したそうです。

“世界にひとつ”のウエディングドレス

作成時に苦労したことを尋ねると「Aラインでボリュームのあるデザインを目指した結果、後半はスカート部分を1周編むのに約2時間かかったのが大変でした」とコメント。

旦那さんとのツーショット①(@mw_knittingさんより提供)

さらに「ポイントは、さまざまな素材の糸を合わせているところです」とドレスの見どころを教えてくれました。

旦那さんとのツーショット②(@mw_knittingさんより提供)

気になる当日の様子ですが「手編みのドレスを着ることをゲストの誰にも話していなかったので、ドレスを見た友達や、家族がすごく驚いてくれて嬉しかったです」とのこと。

また「たくさん褒められて、頑張って作ったかいがあった!と思いました」と、周りからの評判も上々だったようです。

編みたいものがたくさん!

投稿には多くの反響が寄せられました。そんな反響を受け「こんなに多くの方から反響をいただけるとは思っていませんでした」と投稿者さんも驚いたといいます。

愛犬ともパシャリ(@mw_knittingさんより提供)

最後に「1年間このドレスを編むことに専念していて、他のものを全然編めていなかったので、作りたいものがたくさん溜まっていて…冬用の帽子を大量生産したいです!」と今後の意気込みを語ってくれました。

1年かけて編み上げた世界にひとつだけのウエディングドレス。

手仕事のすばらしさと、好きなことに打ち込むことの尊さを多くの人に知らせることになった素敵なエピソードでした。

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