「みんなと同じに見えるように」母が作った“なんちゃってランドセル”に「感慨深いです」「すごく器用ですね」の声

「みんなと同じに見えるように」母が作った“なんちゃってランドセル”に「感慨深いです」「すごく器用ですね」の声
なんちゃってランドセル①(@gudenko_mamaさんより提供)

子どもの困りごとに寄り添い、その子に合った方法を見つけるのは簡単ではないかもしれません。

@gudenko_mamaさんが、息子さんのために作った“なんちゃってランドセル”についてXに投稿し、話題になっています。

いったいどんなものだったのでしょうか?ママさんに話を聞きました。

音の悩みに寄り添った手作りランドセル

ママさんが息子さんのために作ったのは、見た目はランドセルのようで、実際はリュックとして使える“なんちゃってランドセル”。制作のきっかけは、息子さんが抱えていた聴覚過敏でした。

スプーンとお皿が当たる音や椅子のきしむ音、大きな音など、さまざまな音に敏感だった息子さん。小学2年生の頃には「ランドセルのきしむ音や金属のカチャカチャ音が苦手」と話すようになったといいます。

なんちゃってランドセル①(@gudenko_mamaさんより提供)

「みんなと同じに見える」ためのアイデア

学校に相談するとリュックでの登校も可能とのことでしたが、周囲から「みんなはランドセルなのになんで?」と思われるのではないかと考え、見た目をランドセルにしたリュックを手作りすることを思いつきました。

ママさんは自宅の家庭用ミシンで制作し、YouTubeの動画を参考にアレンジして完成させたそう。出来上がったリュックを見て、息子さんは「音がないし、軽いし、サイコー!」と大喜びだったといいます。

なんちゃってランドセル③(@gudenko_mamaさんより提供)

その後、息子さんは不登校を経験した時期もありましたが、今年3月に卒業しました。ママさんは「諦めずに少しずつ前に進んできたからこそ、今の笑顔があるのだと思う。これからも自分のペースで進んでいってほしい。卒業おめでとう」と言葉を贈ります。

自分のペースで見つけた楽しみ方

現在も聴覚過敏はあるものの、息子さんは音楽が大好き。イヤーマフをつけてライブに行ったり、ドラムを習ったりと、自分なりの楽しみ方を見つけています。

また、太鼓のゲームでは最高段位を取得するほど夢中になっており「好きなこと」がきっかけで外に出る機会や人との関わりも増え、自然と学校にも通えるようになったそうです。

ママさんは「同じように悩んでいる人の“不安”が、少しでも“希望”に変わればいいなと思います」と話していました。

なんちゃってランドセル⑥(@gudenko_mamaさんより提供)

投稿には「感慨深いです」「すごく器用ですね」などのコメントが寄せられています。
息子さんを思って作られた“なんちゃってランドセル”には、ママさんの優しさと工夫が詰まっていたようですね。

提供元:@gudenko_mamaさん(X)

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