親子で真剣に向き合う時間は、何物にも代えがたい宝物ですよね。
2024年11月、10歳の息子さんのバッティング練習に全力で体を張って指導する父親の姿が、多くの人々の心を掴みました。
SNSで大きな反響を呼んだあの投稿から1年3ヶ月、現在の親子はどのような日々を過ごしているのでしょうか。
今回は、投稿者である@kensuke_papaさんに再取材を行い、現在の様子や目標としていたクラブチームの設立や活動の近況を詳しく伺いました。
甲子園球児が息子に教える「野球の楽しさ」

過去の記事で大きな話題となったのは、元甲子園球児であり、社会人時代には77連勝という驚異的な記録にも貢献した経歴を持つ@kensuke_papaさんの情熱的な指導風景です。
息子さんが5歳のころから始めた練習動画では、パパが自らボールに当たるほどの至近距離で指導する姿が映し出されていました。
安全性に配慮した柔らかいボールを使いつつも、まさに「体あたり」で息子と向き合う様子に、「最高なパパ」「全部笑ってしまう」といった温かい声が寄せられていました。
野球の厳しさに悩む子どもたちのために立ち上げたスクール
活動の原動力となったのは、SNSを通じて全国から届いた切実なメッセージでした。
自宅やチームでの罵声に耐え、野球を楽しめなくなっている子どもたちの現状を知り、パパさんは「野球環境を変えなきゃいけない」と決心します。
その思いは形となり、2024年には野球スクール「DONGURIーSPORTS」を設立。
120名もの子どもたちが技術向上に励む場所を作り上げました。
当時、パパさんは翌年に熊本で中学軟式野球クラブを発足させ、全国制覇を目指すという大きな目標を掲げていました。
有言実行でクラブチームが始動。毎日が「野球尽くし」の現在
前回の取材から月日が流れ、パパさんは公言していた目標を見事に実現させていました。
現在は中学生の軟式野球クラブ「DONGURIーBASEBALLacademy」を新たに設立。
平日は変わらず野球スクールの運営で幼児や学童生120名に指導を行い、週末や祝日は中学クラブチームの試合や練習に明け暮れる日々を送っています。
以前の取材時以上に、生活のすべてが野球中心に回る、文字通り「野球尽くし」の毎日を過ごされています。
成長した息子たちとの絆。

活動が本格化する中で、親子関係にも変化がありました。
以前のように自宅の庭で息子さんたちと野球をして遊ぶ時間は、現在ほとんどなくなってしまったそうです。
息子さんたちも成長し、互いの生活時間がすれ違うことも増えましたが、絆は形を変えて続いています。
現在、息子さん2人はサッカークラブに所属していますが、週末にサッカーが休みの日は必ず中学クラブチームの練習や試合に同行。
帰りの車内で「あのバッティングはここを直すともっとよくなるよね」と、熱心に感想を話してくれることが、パパさんの新しい喜びになっています。
全国へ広がる野球改革。初心を忘れず「野球っていいね」を合言葉に
現在36名で活動している中学クラブチームの目標は、全国大会への出場です。
パパさんは、自分たちのチームの取り組みが注目されることで、よりいい野球環境の在り方を全国へ発信できると考えています。
さらに、今年の春からは活動の視野を広げ、全国の子どもたちのために野球環境づくりを進める新たな動きも始まっています。
「野球が大好きであってほしい」という初心を胸に、さまざまなスポーツがある中で「やっぱり野球っていいね!」と言ってもらえる未来を目指して、全力の挑戦はこれからも続いていきます。
提供元:@kensuke_papaさん(Instagram)
