@mami09240509さんは、産婦人科で子宮頸がんの検査を受けたことをきっかけに「小腸の悪性リンパ腫」と「チョコレート嚢胞」の2つの病気が判明しました。
血液のがんである悪性リンパ腫と、子宮内膜症が卵巣に発症することで強い月経痛を引き起こすチョコレート嚢胞。今回は、2つの病気が分かるまでの経緯や治療について話を聞きました。
検査をきっかけに分かった2つの病気
現在27歳の@mami09240509さんは、26歳のときに悪性リンパ腫と診断されました。きっかけは、産婦人科で子宮頸がんの検査を受けた際に「チョコレート嚢胞」が見つかったことでした。
念のためMRI検査を行ったところ、小腸に約9cmの腫瘍が判明。産婦人科の医師から大きな病院を勧められて受診し、すぐに手術を受けました。病理検査の結果「小腸の悪性リンパ腫」と診断されます。

もともと生理痛がひどく、出血量も多かった@mami09240509さんは、チョコレート嚢胞については「やはりそうだったか」と、ある程度心構えができていました。

一方で、悪性リンパ腫にはまったく自覚症状がなく、診断を受けたときは頭が真っ白に。現実を受け入れられず、強いショックで涙が止まりませんでした。
治療を乗り越え、働ける喜びを再び感じて
チョコレート嚢胞は現在もホルモン剤で治療を続けており、悪性リンパ腫については治療を終え、完全寛解しています。
悪性リンパ腫の治療で最もつらかったのは抗がん剤の副作用でした。投与から数時間後に吐き気や倦怠感に襲われ、その状態が約2週間続き、食事はほとんど取れず、水分も自力では摂れないことがあったといいます。脱毛や味覚障害にも悩まされました。

思うように動けない日々を乗り越えられたのは、お母さんやお姉さん、勤め先の人たちの支えがあったからでした。また、同じように病気と向き合う人が多くいることを知り「負けずに頑張ろう」と前を向けるようになったそうです。

勤め先の社長さんとよく相談をしたうえで、仕事復帰もできました。
「復帰できたときはすごく嬉しかったし、働けることの有り難さがよくわかりました」とその思いを語ります。無理のない範囲で主に受付で働いています。
「現在は体調に問題はなく、風邪などの感染予防をしっかりして過ごしています」と話していました。
病気を経験したことで、生きていることや働けることのありがたさを実感し、日々に感謝しながら過ごしています。
「私より重い病気で、長く生きられない人もいる中で、私は生きることができた。だからこそ、毎日の生活に感謝しています」と語っていました。

気づけなかった後悔から、同じ思いをしないための発信へ
@mami09240509さんは、自覚症状がないまま腫瘍が9cmにまで大きくなっていたことを知り、体調の変化にもっと早く気づいて受診すべきだったと後悔しました。また、健康診断の大切さにも気づいたといいます。
こうした経験から「私のように後悔してほしくない」という思いを抱き、SNSでの発信を始めました。
同じように病気と闘っている人へ「病気と向き合っているだけで本当にすごいこと。泣きたいときは我慢せず泣いていいし、つらいときは周りに頼って、気持ちを抱え込まないでほしい。心を少しでも軽くすることも大切です。治療は大変ですが、私も乗り越えられたので、一緒に頑張りましょう」とメッセージを送っています。

子宮頸がんは罹患する人も多い病気で、早期治療が大切だと考えている@mami09240509さん。
今回のように別の病気が見つかる場合もあることから、定期検診の重要性を伝えています。
「検査にはお金も時間もかかりますが、それを惜しむと病気を見逃してしまう。だからこそ、必ず検査を受けてほしい」と、自身が検診を怠った経験を踏まえて語っていました。
@mami09240509さんの今後の目標は、これまで以上に仕事に取り組み、自分にできる仕事の幅を広げていくことです。
健康診断や定期検診は、時間や費用の面から後回しにしてしまうこともあります。一方で、自覚症状がないまま病気が進行するケースも少なくありません。@mami09240509さんの体験からは、体調の小さな変化に気づいたときの受診や、定期検診の大切さについて改めて考えさせられます。

