ある朝、体調不良で起き上がることができなかった母。
そんなとき、静かな家の中で起きた、ひとつの出来事が多くの人の心を打つことになります。その様子を@masami_0517さんがThreadsに投稿すると多くの反響が寄せられていました。いったいどのような行動だったのでしょうか?
起き上がれない朝に、娘からのひと言
撮影当時、娘さんは10歳の小学4年生。
その日は母である投稿者さんが生理痛で体調を崩し、朝から起き上がることができず、横になって休んでいました。
すると娘さんが「何か作ろうか?」と声をかけてきたといいます。
予想していなかった言葉に、嬉しさと同時に申し訳なさがこみ上げ「いいの?」と聞き返した投稿者さん。
それに対し、娘さんは迷うことなく「うん。待ってて」と優しく返してくれました。
キッチンはカウンターキッチンで、手元は見えなかったものの、次第に電子レンジの音やフライパンで何かを焼く音が聞こえたそうです。
「娘の頭だけが見え、とても手際よくテキパキ動いている様子が伝わってきました」と当時を振り返ります。

半分ずつ食べた、忘れられない朝ごはん
しばらくして運ばれてきた朝ごはん。
投稿者さんは、その朝ごはんを娘さんと二人で、箸を使いながら半分ずつ分け合って食べたといいます。
「一生懸命作ってくれたことが本当に嬉しかった。心がとても温かくなり、幸せな朝ごはんの時間でした」と、一生忘れられない思い出になったと話してくれました。

料理が好きな娘さん
娘さんは普段から料理に興味があり、ときどきお手伝いをしてくれるそう。
材料を切ったり、フライパンで焼いたりと、自分から進んで挑戦するタイプで、アプリやSNSで見つけたレシピを「作ってみたい」と思うことも多いのだとか。


材料が足りなければ、自分で買いに行って作ることもあり、投稿者さんは「もしかしたら私よりレシピを知っているかも」と笑います。
今回の出来事を投稿すると、温かいコメントの数々の数々が多く寄せられていました。
その反響に驚きながらも「読んでいるうちに涙が出てしまった」と語る投稿者さん。
娘さんの頑張りを、たくさんの人が一緒に見守ってくれているように感じ、とても嬉しかったそうです。
投稿には「泣いてまう」「なんていい子…」「尊い」などのコメントが寄せられていました。
体調が優れない朝に見せた、娘の自然な気遣い。
それは特別な言葉や大きな行動ではなく「母を思う気持ち」がそのまま形になった瞬間でした。
提供元:@masami_0517さん(Threads)

