「本当に小4が?」「天才現る」小4男児が描いた“色鉛筆の絵”。込められた思いと大人顔負けなクオリティに称賛の声

「本当に小4が?」「天才現る」小4男児が描いた“色鉛筆の絵”。込められた思いと大人顔負けなクオリティに称賛の声

子どもが持つ創造力は本当に豊かです。
@ecru_artさんが投稿した、小学4年生のお孫さんが “おじいちゃんに買ってもらった色鉛筆” を描いた絵が、Threadsで注目を集めています。

いったいどのような経緯で、色鉛筆の絵を描いたのでしょうか?

おじいちゃんが買ってくれた色鉛筆を使って…

生徒さんが描いた色鉛筆の絵(@ecru_artさんより提供)

@ecru_artさんは絵画教室のオーナー。話題になった作品は、生徒さんが大切な色鉛筆を題材に描いた一枚でした。

生徒さんのおじいちゃんは、教室での作品を見るたびに「好きなことを思いきり楽しんでほしい」と感じ、お孫さんの頑張りを応援したい気持ちから色鉛筆をプレゼントしたそうです。

生徒さんは「ずっと欲しかった色鉛筆を買ってくれて嬉しかったので、この色鉛筆の絵を描こうと思いました」と話してくれました。

想いが詰まった一枚

@ecru_artさんはこの作品を「想いのこもった素敵な一枚」と表現しました。作者の気持ちや向き合った時間がそのまま絵に現れているといいます。

「色鉛筆を買ってもらった喜びと感謝の想いが溢れる良い作品ができたなと、指導者としてもとても嬉しかったです」と感想をコメント。

生徒さんは“そのまま再現したい”と、色鉛筆の本数を数えながら一色ずつ丁寧に着彩。
「描いては消して」を重ねながら完成させた姿が印象的だったそうです。

「途中、心が折れそうになりながらも最後までやり遂げることができ、完成の瞬間は達成感と喜びでとてもいい表情をしていました」と、生徒さんの様子を語った@ecru_artさん。

生徒さんが最初のレッスン日に指導なしで描いた紙コップ(@ecru_artさんより提供)

幼少期から芸術に触れ…

@ecru_artさんが絵に興味を持ったのは幼稚園の頃。写生会で描いた絵を褒められた経験が原点だったといいます。小学生の頃からコンクールで受賞を重ね「絵を描くことが一番自信になった」と語ります。

小学6年生のとき、作文に“ピカソやルノワールを超える画家になりたい”と書いた@ecru_artさんは、高校も迷わず美術科へ進学。大学・大学院でも芸術を学び、卒業後は母校で副手を務めた後、講師として学生を中心に指導してきました。

その中で「もっと一人ひとりに向き合いたい」という思いが強まり、妊娠中に手の病気を発症したことをきっかけに、“自分のペースで、生徒に寄り添える教室をつくろう”と決意。こうしてアトリエ・エクリュを立ち上げる道を選んだといいます。

叶えたい夢や達成したい目標がたくさん

現在は100名以上の生徒がアトリエに通い、観察力や“対象に寄り添う気持ち”を大切にした指導を続けています。今後はオンライン講座の充実やネイル事業の展開など、活動の幅をさらに広げたいと考えているそうです。

また、地域の人が安心して集える複合施設を作りたいという夢も持っています。
「私もまだ夢の途中。制作活動も再開して、生徒さんと一緒に成長したいです」と話してくれました。

そんな@ecru_artさんの今回の投稿には「最高の1枚ですね」「尊敬です」「立体感が出てる」「天才現れる」「素晴らしい」といったコメントが。
きっと多くの人が、@ecru_artさんの取り組みを応援してくれるでしょう。

取材元:@ecru_artさん(Threads)

この記事の写真一覧はこちら