27年前、母が書いた育児日記。→27歳になった娘が開いてみると…「泣いちゃう」「素敵なお母さん」「私もやろうかな」

27年前、母が書いた育児日記。→27歳になった娘が開いてみると…「泣いちゃう」「素敵なお母さん」「私もやろうかな」
育児日記(@moeri_stさんより提供)

母が綴った育児日記を、27年の時を経て娘が手にする、そんな温かいエピソードに注目が集まりました。Instagram(@moeri_st)とTikTok(@moeri_st)を運営する萌里さんが、27年前にお母さんが書いた育児日記をThreadsに投稿すると「泣いちゃう」「素敵なお母さん」「私もやろうかな」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

今回は、萌里さんに当時の心境や感じた思いを伺いました。

妊娠中に渡された「母からの贈り物」

萌里さんがその育児ノートを手にしたのは、ご自身が妊娠中に実家へ顔を出したときのことでした。萌里さんが母親になるタイミングで見せたかったようで、お母さんは27年間もの間、大切に保管していたと話します。

名前に込めた想い(@moeri_stさんより提供)

日記を書いていたことは知っていた萌里さんですが、書かれている内容を見たのはそのときが初めてでした。身長や体重の記録はもちろん、生まれたときのエピソードや萌里さんへのメッセージまで一面にびっしり。

「こんな風に想ってくれていたんだなぁと、当時の子育ての様子や、今までかけてくれた愛情を深さが手書きの文面から伝わってきて嬉しかったです」と萌里さんは話します。

愛が時を越えてつながる「母と娘の育児日記」

そのノートには、萌里さんが3歳になるまでの日々が綴られていました。お母さんの喜びや悩み、想いが言葉として残されており「愛が形としてそこに残っているようで感動しました」と語ります。

誕生のメッセージ(@moeri_stさんより提供)

また「不器用なパパからのメッセージもお誕生日などの節目ごとに残されていて、こんな風に想ってくれていたんだなぁとウルッとしました」と話します。

その場でお母さんと一緒に日記を読み「ママも懐かしそうに読み返して嬉しそうでした」と萌里さん。

お母さんと一緒に日記を見る様子(@moeri_stさんより提供)

愛を受け継ぎ息子へつなぐ

今の自分が幸せなのは、間違いなく両親の大きな愛情を受けて育ったからという萌里さん。これからは、受け取った愛を息子さんへ受け渡していきたいと話します。

家族や両親、周りの大切な人たちへ愛を循環していけるような、幸せあふれるファミリーを目指すと意気込んでいました。

生まれるまでの出来事(@moeri_stさんより提供)

そして最後に「生きることは、数えきれないほどの宝物を見つけ、最期の瞬間まで積み重ねること」と語ります。萌里さんにとっての宝物とは、人とのご縁や出会い、経験や記憶といった人生に彩りを与えるそのもの。

生まれて6日目の様子(@moeri_stさんより提供)

この世に産んで育ててくれたお母さんとお父さん。そして“母になる”という尊い経験をさせてくれた旦那さんと息子さんに心から感謝をする萌里さんでした。

27年前のノートは、今も変わらない“愛の証”として、静かに輝き続けています。

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