卒業シーズンが近づき、卒業論文や卒業制作などに取り組んでいる方も多いでしょう。これまで学んだ集大成として、力を入れて取り組む過程は思い出にもなります。菊地 凌和(@0k1ku___)さんが、卒業制作の作品をXに投稿すると「うぉー!!!かっけぇ!!」「かっこいい」「さすが」「凄い」「スッゲー!」などのコメントが寄せられ話題になっています。
制作した作品について、菊地さんに話を聞きました。
金属の素材を生かした作品
菊地さんは、金属の素材性を生かした作品として、カメレオンを題材に制作しました。これまで制作したテディベアやクラゲは、金属と相反する要素の調和に注力してきました。しかし今回の作品では、金属特有の特性とカメレオンの特徴を融合させることを目指して制作に取り組んだといいます。

菊地さんは、大学2年生で初めて金属による彫刻を作ってから、これまでは金属彫刻のみを制作してきました。今回のカメレオンの制作には3ヶ月かかっています。

カメレオンは今までで一番大きな作品となったため、実物を見た際のインパクトについて評価されました。また、素材を生かした作品になったことは菊地さん自身も嬉しく思っています。

カメレオンの制作では、ポリゴン状に形成していく作業に苦労があったと語ります。さらに、溶接箇所の多さに心が折れそうになることも。しかし、全体像が見えていくなかで楽しさも感じていたのだとか。

菊地さんは今年から就職するため、制作との両立を頑張っていきたいと話していました。
迫力のある作品に驚かされた方はたくさんいるようです。菊地さんのこれからの作品も楽しみですね。

