日常の中で、子どもの何気ない行動に驚かされることはありませんか。
30代でアルバイトをしている女性が、小学生の娘から届いたあるメッセージをきっかけに、思わず笑ってしまった出来事が、注目を集めました。
一見すると少し不思議なやり取りの中に、子どもならではの発想が詰まっていたといいます。
いったいどんな出来事だったのでしょうか。女性に話を聞きました。
授業が終わったはずの時間に届いた「ただいま」

女性が仕事の休憩中、スマートフォンを確認したときのことでした。
小学生の娘から「ただいま!」というLINEが届いていたといいます。
しかし、その時刻は授業が終わったばかりの時間。
「まだ学校にいるはずなのに、もう帰宅したのだろうか」と、一瞬驚いたそうです。
慌てて「もう帰ったの?」と聞き返すと、娘からは「まだ!」との返事が。
つまり、帰宅していないにもかかわらず、“先にただいま”を送っていたことが分かりました。
理由は「帰宅後の時間短縮」だった

不思議に思い理由を聞いてみると、娘から返ってきたのは思いがけない答えでした。
「帰ったらランドセルを置いてすぐ遊びたいから、先に“ただいま”を送っておくと時間短縮できる」とのこと。
帰宅後の行動を効率よく進めるために、あらかじめ連絡を済ませておくという発想だったのです。
女性は「なるほどと思う反面、大人ではなかなか思いつかない発想で驚きました」と話します。
思わず笑ってしまった“柔らかい発想”
最初は驚いたものの、状況を理解すると、思わず笑ってしまったといいます。
「子どもの発想って本当に柔らかいなと感じました。しかも本人の中ではちゃんと合理的な理由になっているのが面白かったです」と女性は振り返ります。
このエピソードを家族で共有したところ、家族全員で笑い合うことに。
父親が「じゃあパパも会社から“ただいま”を送ろうかな」と言い出し、しばらくの間、家族のLINEでは“未来のただいま”が飛び交うようになったそうです。
日常が少し楽しくなる、子どもからの気づき
この出来事をきっかけに、家族の中では「まだしていないのに先に宣言する」というちょっとした遊びが広がりました。
出かける前に「ただいま!」、食べる前に「ごちそうさま!」といったやり取りが、日常の中の小さな楽しみになっているといいます。
女性は「最初は驚きましたが、子どもの自由な発想に触れて、日常が少し楽しくなりました。大人も固定観念にとらわれず、柔軟に考えることの大切さを感じました」と話します。
日々のやり取りの中にこそ、思わず笑顔になるヒントが隠れているのかもしれません。