日々の生活の中で、ふと目にした映像が新しい世界への扉を開いてくれることがあります。
2024年12月、ノーメイクの少女が鮮やかに「垢抜けていく」メイクアップ動画で大きな反響を呼んだクリエイターの夕暮ねるさん。
あれから約1年2ヶ月が経過した2026年現在、大学を卒業した彼女は、さらに進化した表現者として唯一無二の道を歩んでいます。
今回は、当時の反響を振り返るとともに、ビジュアルクリエイターとして躍進を続ける彼女の「今」を追いました。
ノーメイクの少女が「垢抜け」変身 SNSで話題をさらった斬新なアイデア
過去の記事で注目を集めたのは、夕暮ねるさんが手がける「イラストにメイクを施す」という独創的な動画作品でした。
最初は素朴な表情を浮かべていたノーメイクの少女が、実際のパフやチーク、マスカラなどのメイク道具を使って彩られていく様子は、まるで魔法のようだと話題に。
Instagramでは「発想が天才」「神絵師の遊び」といった感嘆の声が相次ぎ、多くの視聴者の心を掴みました。
単なるイラスト制作の枠を超え、ASMR要素を取り入れた心地よい音と映像の融合は、目で見ても耳で聴いても楽しめるエンターテインメントとして高く評価されたのです。
挫折を乗り越えて見つけた場所 SNSが支えた「クリエイター」への道
夕暮ねるさんがこのスタイルにたどり着くまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。
大学1年生の頃から有名漫画家を目指して活動していましたが、没案が続く日々に「何のために描いているのだろう」と葛藤した時期もあったといいます。
転機となったのは大学のゼミでの展示でした。
そこで初めて家族や担当者以外の人から直接感想をもらった喜びが、SNS発信の原動力となりました。
折れかけていた心を支えてくれたファンへの感謝を胸に、彼女は「イラストレーター」と「インフルエンサー」を掛け合わせた、独自の武器を持つクリエイターを目指し始めたのです。
大学卒業を経て専念するクリエイター業 実写とイラストが交差する表現の広がり
あれから月日が流れ、大学を卒業した夕暮ねるさんは、現在、よりいっそう制作に専念できる環境で毎日を過ごしています。
当時と比較して大きく変わったのは、活動の幅が「ビジュアルクリエイター」として多角化したことです。
イラストの中だけで完結させるのではなく、イラストと同じメイクを自分自身の手で実写でも再現したり、デコレーションを施したアナログイラストのメイキングを公開したりと、多岐にわたる表現に挑戦しています。
環境の変化とともに、彼女の生み出す「かわいい」は、より立体的で深みのあるものへと進化を遂げました。
個展での出会いが変えた価値観 イラストとメイクに共通する「魔法」の力
表現の幅を広げる大きなきっかけとなったのは、数ヶ月前に開催した初めての個展でした。
会場を訪れた人々の多くから「普段は絵を見たり描いたりしないけれど、かわいいものが好きでねるさんの動画をよく見ている」という言葉をかけられたことが、彼女の視点を変えました。
イラストもメイクも、どちらも筆一つで魔法使いになれるという共通点に気づいたのです。
この気づきが、現在の「イラスト×メイク」をSNSで発信し、より広い層へと届ける活動の信念となっています。
新しい「かわいい」を流行らせたい 吸収と放出を繰り返す挑戦の一年へ
夕暮ねるさんの次なる目標は、自身の発信を通じて「イラストからメイクへ、メイクからイラストへ」という双方向の興味の連鎖を作り出すことです。
そうして世の中に新しい「かわいい」の形を流行らせることを最終的なゴールに掲げています。
そのために2026年の今年は、イラストの技術向上、メイクの研究、動画編集の研鑽など、あらゆる知識を吸収し、作品として放出することに全力を注ぐ一年にしたいと語ります。
目の前の一つ一つの制作に丁寧に向き合いながら、彼女はこれからも魔法の筆を動かし続けます。
提供元:@sleeping_neruさん(Instagram)


