庭の手入れをされる方にとって、抜いても抜いても生えてくるドクダミは、まさに終わりのない戦いのように感じられる存在ではないでしょうか。
2024年12月、そんなドクダミの駆除方法に一石を投じたのが「庭づくり大好きおじさん(@diy48)」さんの検証動画でした。
従来の「根こそぎ抜く」という常識を覆す内容は大きな反響を呼びましたが、投稿から2年以上が経過した現在、実際に試した人々にはどのような変化があったのでしょうか。
今回はその後の経過報告と、新たに判明した効率的な駆除のコツについて詳しくお話を伺いました。
手で抜くのは逆効果?常識を覆した3パターンの比較実験

過去の記事で紹介されたのは、40歳をすぎてからDIYや庭づくりに目覚めた投稿者さんが、視聴者の意見をもとに行った実験的な検証です。
投稿者さんは、ドクダミを効率よく除去する方法を探るため、①ドクダミを手で抜く、②ドクダミをハサミで切る、③ドクダミに熱湯をかける、という3つの方法を比較しました。
その結果、最も一般的と思われていた「手で抜く」という行為が、実はドクダミの繁殖を促してしまうという驚きの結論に至ったのです。
検証から見えた「根に刺激を与えない」ことの重要性

このときの実験では、1日目こそ3つの方法に大きな差は見られなかったものの、4日目には手で抜いた場所から早くも新しい芽が顔を出していました。
6日が経過すると、ハサミで切った場所は変化がなく、熱湯をかけた場所は枯れていましたが、手で抜いた場所には新しい葉が次々と生えてくるという対照的な結果となりました。
ドクダミは根に刺激を与えると逆に繁殖を促してしまうため、ハサミで切ったり熱湯をかけたりして、根を刺激せず葉だけを枯らすことが駆除のコツであると、投稿者さん自身もその結果に驚きを隠せませんでした。
1年4ヶ月後の追跡調査で判明した「成功率80パーセント」の実績
動画の投稿から1年4ヶ月が経過した現在、投稿者さんのもとには実際にこの方法を試した視聴者から多くの経過報告が届いています。
それらを集計したところ、まったく生えなくなったという回答が40パーセント、数回カットしたら生えなくなったという回答が40パーセントに達し、全体の8割の人が効果を実感していることがわかりました。
一方で、またすぐに生えたという人も20パーセント存在しており、この結果の差は、ドクダミを駆除せずに放置していた期間に起因していると投稿者さんは分析しています。
光合成の仕組みを理解する「地中カット」の新たな手法
投稿者さんの最新の知見によると、ドクダミは根から栄養を吸収するのではなく、すべての栄養を葉の光合成によって地中の根茎に送り、成長を続けています。
そのため、放置期間が長く地中の根茎に養分が溜まりすぎている場合は、一度の処置では効果が薄くなってしまいます。
また、その後の検証により、地上の茎を切るよりも、さらに一歩進んで地中にハサミを入れてカットする方がより効果的であるという新たな事実も判明しました。
定期的に駆除を続けていた人ほど、地中の栄養蓄積を抑えられ、早い段階で目に見える成果が出ているのが現状です。
雑草との向き合い方を変え、より豊かな庭づくりを目指して
雑草駆除という、誰もが抱える身近な悩みに新たな視点を与えた投稿者さん。
今後は他の方とのコラボ動画や、雑貨づくりの動画を投稿していきたいと、未来への展望を語ってくれました。
ドクダミの性質を正しく理解し、無理に抗うのではなく理にかなった方法でアプローチすることは、ガーデニングをより持続可能な楽しみに変えてくれるはずです。
せっかく作ったのだから記念に残そうという活動の原点を大切に、投稿者さんの挑戦はこれからも続いていきます。
提供元:@diy48さん(YouTube)
