妻の友人「結婚して後悔したことないの?」夫「うーん」その後、夫の回答に「深い」「踏み込んだ」

妻の友人「結婚して後悔したことないの?」夫「うーん」その後、夫の回答に「深い」「踏み込んだ」

InstagramやTikTokで、人間関係や夫婦・パートナーシップ、会話の距離感をテーマに、漫画と文章を発信しているB.B軍曹(@b.bgunso@b_bgunso)さん。

夫の髭さんと暮らす日常のなかで、B.B軍曹さんは「少しでも気持ちが軽くなる関わり方」を、エッセイ漫画として描き続けています。

今回の投稿は、特別な出来事ではなく、
ふとした会話の中に生まれた“間”から始まります。

友人が泊まりに来た夜、本人のいないところで

友人が自宅に泊まりに来た、ある夜のこと。
B.B軍曹さんが席を外している間に、友人は夫に、少し踏み込んだ質問を投げかけました。

「結婚して、後悔したことってある?」

本人がいない場だからこそ、冗談めかして流すこともできた問いです。

それでも、その質問は、軽く扱えるものではありませんでした。

「しいて挙げるなら」と前置きして

夫はすぐに答えを返しませんでした。少し間を置いたあと、「しいて挙げるなら」と前置きして、こう言います。

「もっと早く出会わなかったことかな」

感情をぶつけるような言い方ではなく、考えた末に選ばれた言葉だったことが伝わる返答でした。

“もっと早く”の意味

その言葉は、抽象的な表現ではありませんでした。

当時、夫は大学院の最終学年。一方で、B.B軍曹さんは、まだ大学に入学したばかり。

もし数年、出会うタイミングが違っていたら。
そうした前提を踏まえたうえでの、「もっと早く会いたかった」という言葉だったといいます。

後悔というより、時間への気づき

この話を聞いたとき、B.B軍曹さんの中にも、言葉にしづらい感情が残りました。

これは「後悔」なのか。
それとも、今を大切にしているからこそ生まれた感覚なのか。

考えた末に浮かんだのは、「もう少し一緒に過ごす時間があったらよかったな」という、静かな思いだったといいます。

過去を悔やむ気持ちというより、今ある時間の重みを、あらためて意識した瞬間でした。

説明しすぎなかった理由

この投稿では、その感情に明確な名前はつけられていません。
後悔なのか、愛情なのか、答えも示されていません。

それは、この揺れそのものを残したかったからです。

感情を整理しきらないままにすることで、読む人が自分自身の時間や関係性を重ねられる余白が生まれます。

この投稿が示す、アカウント全体のテーマ

B.B軍曹さんはSNSでの発信をもとに、これまでに『全てのネガティブをプラスに変える夫 髭の 「人生満点じゃなくてもはなまるだ 編」「NGと書いてナイスガイと読む 編」「さては人生3周目だな 編」』3冊の書籍を刊行しています。

それらに共通しているのは、感情や関係性を、ひとつの正解に回収しない姿勢です。

強い言葉を使いながらも、意味を断定しない。評価ではなく、揺れている途中の状態を描く。

そしてこの投稿がそっと示しているのは、答えそのものよりも、「すぐに答えなかった時間」や「言葉を選んだ間」にこそ、関係性が表れることがある、という視点なのかもしれません。

誰かに問いを向けられたとき、即答せず、立ち止まる。軽く流さず、言葉を探す。

その姿勢自体が、相手との距離を静かに語ることもある。
そんな読み取り方を、そっと差し出す一編です。

この記事の写真一覧はこちら